過去ログ - 妹の手を握るまで
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898:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/01/22(日) 22:32:31.90 ID:1Eq+XbUTo
とりあえずお兄ちゃんに断ってから出かけることにして、あたしはお兄ちゃんの部屋のドアを開けた。

お兄ちゃんは基本的にあたしの夜遊びに無関心な人だし今夜はお母さんも帰ってこないので、黙って出かけてもよかったんだけど、最近ようやく築いた普通の兄妹関係だけは維持したいと思ったあたしは一言お兄ちゃんに声をかけるつもりだった。
もちろんお兄ちゃんの反応には期待していなかったので無反応かせいぜい嫌味の一つでも言われるだろうと思っていた。

以下略



899:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/01/22(日) 22:35:09.79 ID:1Eq+XbUTo
お兄ちゃんがあたしのことを心配しいて夜遊びを止めようとしている。

「・・・・・・おまえが心配だからに決まってるだろうが」
確かにお兄ちゃんはこう言った。

以下略



900:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/01/22(日) 22:37:33.13 ID:1Eq+XbUTo
「・・・・・・どうした?」
お兄ちゃんの心配そうな声が聞こえた。

「怒鳴られて電話切られちゃった」
あたしは答えた。
以下略



901:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/01/22(日) 22:41:23.17 ID:1Eq+XbUTo
その夜、あたしはおにいちゃんの部屋でテレビを見ていたのだけど内容は全く頭に入っていなかった。あたしはすぐ近くの床に座っているお兄ちゃんのことがずっと気になっていたのだ。
それにあたしの方を何気なくちらちら見ているお兄ちゃんの視線にも気を取られていた。


突然お兄ちゃんが話しかけた。
以下略



902:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/01/22(日) 22:43:41.82 ID:1Eq+XbUTo
「あ、メールだ・・・・・・妹友ちゃんだ」
お兄ちゃんは一緒に読もうかと言ってくれたけどあたしは断った。お兄ちゃんはメールを開き黙って読んだ。

「おまえも見たほうがいいよ、妹友ちゃんのメール」

以下略



903:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/01/22(日) 22:44:59.37 ID:1Eq+XbUTo
「お兄ちゃん・・・・・・」

あたしは自分の気持に従った。つまり隣に座っているお兄ちゃんに抱きついたのだ。
同時に嬉しさか悲しさか自分でもよくわからない不思議な涙が目に浮かんだ。
あたしは更に強くお兄ちゃんに抱きついた。
以下略



904:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[sage]
2012/01/22(日) 22:45:49.00 ID:1Eq+XbUTo
今日はこれでおしまいです

駄文にお付き合い感謝です

明日またお会いしましょう
以下略



905:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/01/22(日) 23:00:02.56 ID:4lOMHhy9o
おやすみ。


906:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage]
2012/01/22(日) 23:02:39.64 ID:aAYZg0D2o
乙〜


907:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(三重県)[sage]
2012/01/22(日) 23:08:43.14 ID:I4o4dtjno
おつさま


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