過去ログ - 土御門「忘れたかにゃー、インデックス。オレって実は天邪鬼なんだぜい」
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135:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]
2012/01/27(金) 00:19:26.23 ID:8X9umA0Q0
安心と信頼のかませ犬ステイルくんだなぁ
乙!


136:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/01/27(金) 10:57:56.46 ID:CGuO7DOxo
ステイヌよええなぁ


137:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/02/01(水) 11:48:22.77 ID:zNA7L5C90
いつかステイルが報われる日が来ることを祈って
おつ


138:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/02/10(金) 14:02:16.53 ID:lJ+z+A5Wo
ステイルは報われちゃならないさ



139: ◆sk/InHcLP.
2012/02/14(火) 04:05:09.49 ID:bswlQR1P0
こんばんは。相も変わらず遅筆です、ハイ。
今回は表現がやや過激ですので、その辺りは注意して読んでください。ゴメンねステイル。


140: ◆sk/InHcLP.[saga sage]
2012/02/14(火) 04:06:39.34 ID:bswlQR1P0

「がはっ…! クソ、こんな手で…」

「休んでる余裕があるのか?」

以下略



141: ◆sk/InHcLP.[saga sage]
2012/02/14(火) 04:08:41.52 ID:bswlQR1P0

土御門が次に取った行動は実にシンプルだった。相手の髪を掴んだまま、その頭を壁方向へ叩き付ける。ただ左腕を右の壁の方に叩き付ける。
たったそれだけの行動だった。幾度もの猛攻でステイル自身抵抗もしなかったので、土御門も簡単に彼の頭を、存分にその物体に叩き付けた。
ただし。

以下略



142: ◆sk/InHcLP.[saga sage]
2012/02/14(火) 04:10:05.18 ID:bswlQR1P0
勿論、彼自身そんなことをしたい訳ではない。おそらく世界広しとはいえ、ステイル=マグヌスほどあの少女のことを思っている人間はいないだろう。
しかし、彼は知らない。自身の行動は、インデックスを一時的に救済する処置ではなく、彼女を教会に閉じ込めておくための儀式でしかないことを。
確かに、ステイルが例の術式を使えば、少女は一年ほど安全に生きていける。教会から施された秘密の術式の圧迫から、一時的に解放されるのだから。
それはあくまで教会にとって、あの女狐にとってのメリットだ。別にインデックスという少女自身の生命の心配をしているのではないのだ。
だから、ステイル=マグヌスは利用される。彼の良心に付け込んで、あの女はインデックス、いや禁書目録を管理・調整するために、彼を利用する。
以下略



143: ◆sk/InHcLP.[saga sage]
2012/02/14(火) 04:11:28.58 ID:bswlQR1P0

床に転がっているステイル=マグヌスは、不規則気味に荒い息を何度も繰り返していた。動かない身体を無理にでも動かそうともがいている。
目は既に焦点があやふやではあったが、その赤みがかった瞳には未だ消えぬ強い意志が見て取れた。顔を歪めて歯を食いしばっているようだ。


以下略



144: ◆sk/InHcLP.[saga sage]
2012/02/14(火) 04:12:46.56 ID:bswlQR1P0

バキボキガキッ!!、と、今まで聞いたこともないような音を立てて、少年の指は5本ともグチャグチャに折れた。
悲鳴はもう言葉にならないほど悲痛で、この世のものとは思えないほど痛烈な叫びだった。もうステイルの右手は使い物にならなくなっていた。
赤が、ステイルの脳内を支配する。Blood、Scream、Pain。すべて同じ色を連想させる物質・現象・感覚が、彼のすべてを支配していた。

以下略



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