過去ログ - とある神父と禁書目録
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55:>>1 ◆weh0ormOQI[saga]
2011/12/27(火) 22:28:09.55 ID:l5SKq28Z0

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神はこと才能というものに関しては、まったくもって不公平かつ不平等である。
以下略



56:>>1 ◆weh0ormOQI[saga]
2011/12/27(火) 22:29:43.37 ID:l5SKq28Z0


女が現実の認識を拒むように首を横に振る。
たったそれだけの仕草ですら神秘的な蠱惑に満ちている。
だがその表情はいかにも人間らしく、忙しなく左右していた。
以下略



57:>>1 ◆weh0ormOQI[saga]
2011/12/27(火) 22:31:06.49 ID:l5SKq28Z0


「……このために、折りにふれては長々と話を引き伸ばしていたの?」

「時間稼ぎは僕の十八番だと、君もよーくご存じだろう?」
以下略



58:>>1 ◆weh0ormOQI[saga]
2011/12/27(火) 22:33:53.22 ID:l5SKq28Z0



「…………………………わかんないよ」

以下略



59:>>1 ◆weh0ormOQI[saga]
2011/12/27(火) 22:35:08.66 ID:l5SKq28Z0


ステイル=マグヌスには主人公たる資格がない。
『失敗』しないとストーリーが始まらない主役などあまりにも滑稽すぎる。
いいとこヒーローに出鼻でぶっ飛ばされるかませ犬か、ピエロがせいぜいだろう。
以下略



60:>>1 ◆weh0ormOQI[saga]
2011/12/27(火) 22:36:29.53 ID:l5SKq28Z0




「助けてっ、すているっっ!!!!」
以下略



61:>>1 ◆weh0ormOQI[saga]
2011/12/27(火) 22:38:41.75 ID:l5SKq28Z0


ステイルは真に狩るべき『魔女』――――『神浄』と向き合った。
それは棒を持って玉座に就いた、鷹頭の神の姿をしていた。

以下略



62:>>1 ◆weh0ormOQI[saga]
2011/12/27(火) 22:40:13.91 ID:l5SKq28Z0


残された利き腕一本で、邪魔くさいシャツを引き破って脱ぎ捨てる。
親指の先をガリ、と噛みちぎった。
あふれ出る赤。
以下略



63:>>1 ◆weh0ormOQI[saga]
2011/12/27(火) 22:41:06.85 ID:l5SKq28Z0


    オ シ リ ス
『人が神に隷属する時代』を終わらせる存在が最後に紡ぐ神託は、何の因果か。

以下略



64:>>1 ◆weh0ormOQI[saga]
2011/12/27(火) 22:42:32.67 ID:l5SKq28Z0



対峙する『人間』が示す意志は、単純明快。

以下略



65:>>1 ◆weh0ormOQI[saga]
2011/12/27(火) 22:43:26.87 ID:l5SKq28Z0



                         ツァラトゥストラ
                          神は死んだ
以下略



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