262:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage saga]
2012/01/08(日) 21:58:37.90 ID:hECzvffYo
恭介にだけは内緒でよろしく。
そう締め括って、一世一代の大暴露を終わらせた。
当の仁美はと言えば、予想していたよりもずっと落ち着いている。
263:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage saga]
2012/01/08(日) 21:59:20.31 ID:hECzvffYo
「そのキュゥべえという子は、この部屋に?」
「いるよ、忌々しい事にね」
264:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage saga]
2012/01/08(日) 22:00:02.32 ID:hECzvffYo
「事情を踏まえた上で、さやかさん、あなたにお願いがあります」
265:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage saga]
2012/01/08(日) 22:01:49.94 ID:hECzvffYo
【Side:鹿目まどか】
三度目を覚ます場所は、またこの病院だった。
266:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage saga]
2012/01/08(日) 22:02:46.40 ID:hECzvffYo
「まどかさん、無事のようで何よりです」
「ごめんまどか、本当に助かった!」
267:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage saga]
2012/01/08(日) 22:03:48.14 ID:hECzvffYo
「ここは病室で君たち二人は患者、そして今は真夜中だ。少しは静かに寝ていなさい!」
268:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage saga]
2012/01/08(日) 22:04:53.75 ID:hECzvffYo
部屋に残されたのはわたしとキュゥべえ。
キュゥべえは棚の上で置物のように、ただじっとわたしのことを観察している。
わたしもすっかり疲れは癒えて。
体調が悪いわけでもなかったから、ベッドの上で膝を抱え、座っている。
269:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage saga]
2012/01/08(日) 22:06:29.60 ID:hECzvffYo
一つ一つ思い返してみれば、どれもわたしには到底できっこないようなことばかり。
わたしの考えるわたしは、どこで躓いていてもおかしくないのに。
わたしは今、ここにいる。
生きて、この足で、歩いている。
270:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage saga]
2012/01/08(日) 22:07:16.23 ID:hECzvffYo
病室で目を覚ましたとき。
ホムと名前を付けたとき。
学校で自己紹介をしたとき。
保健室に入ったとき。
271:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage saga]
2012/01/08(日) 22:08:24.09 ID:hECzvffYo
ここまで読んでいただいて、ありがとうございます。
もうしばらくお付き合い下さい。
また明日。
272:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/01/08(日) 22:16:31.37 ID:EoiU1XvIO
復元だと⁉
これはかなり期待
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