38:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大分県)[sage]
2012/01/22(日) 19:30:24.53 ID:qeP7A+4mo
ワロタ
39:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/01/22(日) 19:54:04.46 ID:MCPycbZDO
つまり死亡フラグか
乙
40:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/01/22(日) 22:52:12.15 ID:S2TWzP5Io
続きが気になる
41:にゃんこ[saga]
2012/01/24(火) 19:42:53.66 ID:d2TFKSm50
学校の屋上に私の突っ込みが響く。
何だったんだよ、今までの前振りは……。
からかわれたのかと一瞬思ったが、和の表情を見る限りそうでもなさそうだ。
大体、和はあんまり冗談を言うタイプじゃないし、特に今は真面目な話をしている時だ。
ちなみに私の突っ込みについては熱くスルーされてるし。
42:にゃんこ[saga]
2012/01/24(火) 19:43:21.39 ID:d2TFKSm50
「そりゃそうだよな……。
パラレルワールドには無限の可能性があるって言っても、
人も生き物も居ないのに、建物だけがそのままある世界なんてそりゃ変だよ。
よくよく考えてみりゃ、この世界には学校だけじゃなくて、町も私達の家もあるんだし。
誰がこの町を作ったんだ。誰がこの町に住んでたんだって話だよな」
43:にゃんこ[saga]
2012/01/24(火) 19:43:55.61 ID:d2TFKSm50
「律」
不意に和が私の右頬に手を置いた。
私は不安を隠し切れない視線をどうにか和に向ける。
44:にゃんこ[saga]
2012/01/24(火) 19:44:22.68 ID:d2TFKSm50
屋上で笑顔を向け合う二人……。
まさか和とそんな関係になれるなんて、初めて会った時には想像もしてなかった。
唯の友達にしては真面目そうな子だな、ってのが初対面の時の印象だったしな。
言葉は悪いけど、気は合わないだろうな、って思ってた。
和が悪いわけじゃないけど、私の性格とはどうも合いそうにない気がしたんだ。
45:にゃんこ[saga]
2012/01/24(火) 19:44:54.01 ID:d2TFKSm50
和がとぼけた様に微笑み、私も合わせて苦笑した。
和の言葉が古かったからってだけじゃなく、お互いに感じ始めてきたからだと思う。
結局、こんな推論に不安がる理由は無いって事に。
46:にゃんこ[saga]
2012/01/24(火) 19:45:33.42 ID:d2TFKSm50
私が呟くと、「勿論、可能性よ」と和は付け足した。
可能性なのは私も分かってるけど、
その可能性が間違っていないとも言い切れない。
それは頭の片隅ででも、考えておかなきゃいけない事なんだ。
47:にゃんこ[saga]
2012/01/24(火) 19:46:55.10 ID:d2TFKSm50
私は親指を立ててウインクをして言ってみせる。
ウインクは苦手だけど、それは放置の方向で。
「頼りにされついでに、一つ私の推論を和にお聞かせしようじゃないか。
48:にゃんこ[saga]
2012/01/24(火) 19:47:45.40 ID:d2TFKSm50
今回はここまでです。
長かったですが、和ちゃんのお話はとりあえず終わりです。
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