過去ログ - 文才ないけど小説かく(実験)
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244:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県)[sage]
2012/04/17(火) 09:42:57.96 ID:i1iR1qlJo
お題


245:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]
2012/04/18(水) 17:17:07.55 ID:fvDM7gUqo
おっぱいふかふか


246:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)[sage]
2012/04/18(水) 19:37:43.89 ID:jQJzokUAO
>>244
影踏み


247:石の壁 (お題:覗き穴) 0/5[sage]
2012/04/19(木) 00:45:51.65 ID:8kZbww6po
投下します


248:石の壁 (お題:覗き穴) 1/5[sage]
2012/04/19(木) 00:46:36.13 ID:8kZbww6po
 ぺた、ぺた、ぺた……。
 生温い湿気を含んだ空気が充満する地下牢。そこに足音が響き渡ります。

 足音の主は王国の騎士でした。彼は国に忠誠を誓った近衛騎士団の団長です。
 その騎士が、何故地下牢に閉じ込められているのでしょうか。
以下略



249:石の壁 (お題:覗き穴) 2/5[sage]
2012/04/19(木) 00:47:26.33 ID:8kZbww6po
 ふと彼は、石レンガの壁に小さな穴があいているのに気が付きました。
 人差し指ほどの直径で、隣の牢屋を覗けそうです。
 騎士は、何の気なしにその穴を覗いてみました。

 姫がいました。
以下略



250:石の壁 (お題:覗き穴) 3/5[sage]
2012/04/19(木) 00:48:35.00 ID:8kZbww6po
 騎士の心から希望が消え、何も考えず、ただ覗き穴から姫を覗くだけになりました。
 そうしていると、なぜか心が安らぐのです。

 騎士は気が付きました。
 今の騎士は、王宮で姫を護っていた時と何も違わないことに……。
以下略



251:石の壁 (お題:覗き穴) 4/5[sage]
2012/04/19(木) 00:49:51.75 ID:8kZbww6po
 三日後、一人の男が騎士の牢に来ました。
 騎士は悟りました。どうやら終わりの時が来たようです。

 男は騎士の肩を掴み、壁から引きはがしました。
 騎士は諦め、男に連れられ牢を出ました。
以下略



252:石の壁 (お題:覗き穴) 5/5[sage]
2012/04/19(木) 00:50:45.24 ID:8kZbww6po
「最期に何か言い残す事はあるか?」
 死刑執行吏に扮した男が姫に問いました。意味のない形式的な問いかけでした。

 姫はゆっくりと、透き通った声で答えます。

以下略



253:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)[sage]
2012/04/19(木) 02:21:58.04 ID:lXaG9XZAO
>>247
無駄に装飾してないですらすら読める文章
多少、雑味が欲しかった部分もあるけど
気になったのは人差し指程の穴から呼吸の有無を確認した際に
そこまで背中の上下運動や肩の動きが分かるかな?と
以下略



254:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[sage]
2012/04/19(木) 08:33:06.44 ID:8kZbww6po
>>253
一応うつ伏せで顔を横にしていたのは
地面に耳を当てて騎士の足音を聞いていたと設定してましたが
死ぬ瞬間にネタばらしも冷めるかと思って
「この文章で伝わるか伝わらないか」の実験的な意味もありました。
以下略



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