過去ログ - ハルヒ「カリオストロ公国四泊五日の旅?」古泉「そうです」
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2012/02/06(月) 23:16:57.11 ID:+wjtvPzp0
古城の庭を出ると湖に出た。時計塔の鐘の音が響く。
ハルヒたちをやり過ごして一人になった古泉は石橋のたもとに座り込んだ。
ぼんやりと宙を見つめている。あたりが夕陽に染まっていく。
いつのまにか古泉の向かいに長門が立っていた。
長門「夕食の時間」
以下略
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2012/02/06(月) 23:21:16.90 ID:+wjtvPzp0
オートジャイロがカリオストロ城の発着所に下りた。
コックピットから颯爽と降りた伯爵は飛行服のまま城に入る。
歩みを止めない伯爵の飛行服を執事のジョドーがたくみに脱がせて行く。
伯爵「ジョドー 不始末だな」
ジョドー「申し訳ありません 御婚礼衣装の仮縫いでございましたので―」
以下略
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2012/02/06(月) 23:26:46.94 ID:+wjtvPzp0
SOS団の面々は夕食をとりに近くのレストランに入った。
レストランというより大衆酒場といった雰囲気の店である。
ハルヒは花嫁の指輪を調べて、そこに細かい文字が彫ってあるのを発見した。
ハルヒ「有希 これなんて書いてあるか分かる?」
長門「この文字は死滅したゴート文字」
以下略
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2012/02/06(月) 23:31:20.89 ID:+wjtvPzp0
夕食を終えたハルヒたちはぶらぶら歩いて宿に戻る。
ハルヒ「光と影 再び一つとなりて甦らん…か お宝でも甦るのかな?」
古泉「さあ どうでしょうね」
ハルヒ「あーもう じれったい! さっさと白状しちゃいなさいよ」
古泉「な、何がです?」
以下略
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2012/02/06(月) 23:36:01.96 ID:+wjtvPzp0
昼間の事件がお芝居か否かについては宿に戻ってからも追求が続いた。
しかし古泉は否定も肯定もせず、のらりくらりと追及をかわす。
根負けしたハルヒは自分の部屋に入って不貞寝してしまった。
キョン「今回は妙に意地を張るんだな ハッキリ言っちまえばいいと思うが」
古泉「もし本当にお芝居なら安心して白状できるんですが…」
以下略
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2012/02/06(月) 23:38:12.22 ID:zcm1CyFSO
古泉ならあのクサい台詞も華があるな
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2012/02/06(月) 23:41:28.22 ID:+wjtvPzp0
長門「…十二名全員の凍結が完了した」
キョンと古泉はカーテンを開けて外を覗いた。
黒ずくめの男達が突入寸前の状態で固まっていた。
古泉「黒いタイツに黒マスク、そして鉄の爪ですか 前時代的ですね」
キョン「なあ古泉 いっそ全部お芝居ってことで押し切ってみたらどうだ?」
以下略
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2012/02/06(月) 23:46:17.04 ID:+wjtvPzp0
キョンがおもむろにハルヒの部屋に飛び込んできた。
キョン「わあーっ 団体サマのお着きだ(棒読み)」
その言葉を合図にしたかのように暗殺者が窓を割って飛び込んでくる。
キョンは手に持った金棒を思い切り侵入者に叩きつけた。
侵入者は派手に吹き飛び、入ってきた窓をぬけて地面に落下した。
以下略
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2012/02/06(月) 23:51:46.98 ID:+wjtvPzp0
一方カリオストロ城ではアダルト朝比奈みくるが何やら嗅ぎまわってた。
城内に張りめぐらされた隠し通路を勝手知ったる様子で移動する。
地下深くに下りた朝比奈さんは覗き穴を使って中の様子を伺う。
そこは秘密のニセ札工場だった。伯爵が出来栄えをチェックしている。
伯爵「いい出来ではないな このところ 質が落ちていくばかりではないか」
以下略
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2012/02/06(月) 23:56:25.14 ID:+wjtvPzp0
夜が明けた。
しのつく雨の中、わらを積んだ荷馬車がゆっくり進んでいた。
荷台には二人の旅行者が便乗している。
メイド服の女性と執事の格好をした初老の男性…森さんと新川さんである。
荷馬車を降りた二人は廃墟となっている大公の館に入っていった。
以下略
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2012/02/07(火) 00:02:59.55 ID:JmHaV/C50
伯爵は朝食を取っていた。ゆで卵の黄身だけを器用にすくい取って食べる。
橘「お食事中に失礼します! 組織の橘です」
橘「SOS団の予告状が届けられたとの報告があって参りました」
伯爵「ああ 願望実現能力があるとかという 小娘のことか」
伯爵「組織はそんなことで人の朝食をさわがすのかね」
以下略
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