49:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/02/08(水) 16:46:50.04 ID:A45p+aH70
素直にコクリと……子供のように愛寡は頷いた。浮屋は、心の底から彼女を責めているような気持ちはないらしかった。ただ事務的に……しかし、温かい気持ちを最大限に込めながらまた一礼し。
そしてその視線が、バツが悪そうにそっぽを向いて髪を弄っている爪に止まった。
『……パル、アラノレン・ク……ケ(お前は後ほど始末書だ)』
「……デー……」
『サイモン(やかましいわ)』
ジト目で彼を睨み、そして浮屋は愛寡に視線を戻した。
『申し訳ありません。今しばらくお待ち下さい』
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