過去ログ - 少女「ずっと、愛してる」
1- 20
80:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/02/08(水) 17:07:10.00 ID:A45p+aH70
「一体全体何がどうなってこうなったの? さっぱり分かんない。私分かんない」

やけにくっきりとした、しかし囁き声のように小さな滑らかな女性の声が周囲に響いた。

「……」
以下略



81:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/02/08(水) 17:07:38.93 ID:A45p+aH70
「埃っぽいわ、ここ。埃っぽい」

「うん、埃っぽい。実に埃っぽい」

「……ヤカマしいゾ。静かニシロお前ラ」
以下略



82:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/02/08(水) 17:08:07.76 ID:A45p+aH70
「そいつ食わせて。ねぇ食わせて」

「うん、食わせて。まぁ、核が二つもある! デリシャス! そうきっと多分!」

「うん、きっと多分!」
以下略



83:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/02/08(水) 17:08:35.35 ID:A45p+aH70
問題は、このガキが彼女の……大男の姉の家族であるという事実であった。
しかしこれは……。

「ルアの黒い一族じゃネェカ……」

以下略



84:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/02/08(水) 17:09:01.38 ID:A45p+aH70
「ねぇ、功刀、ねぇ功刀」

猫が口をもぐもぐと動かした。その赤い瞳が、らんらんと輝いて影に沈みこんでいく爪のことを見ている。

「お腹空いたなぁ。空いた。きっと、絶対に多分」
以下略



85:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/02/08(水) 17:09:33.54 ID:A45p+aH70
「美味しそうじゃん? つんつんつんつん鼻をくすぐるね。くすぐるね」


二匹の視線が、同時に爪が殺した女性従業員の首なし死体に注がれる。
「……勝手ニシロ」
以下略



86:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/02/08(水) 17:14:22.90 ID:A45p+aH70
お疲れ様です、第三話に続かせていただきますm(_ _)m

キャラ設定など細かいことは、>>1のWikiと前スレをご参照ください。

ご意見、ご感想、ご質問など、どんどんください。
以下略



87:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/02/08(水) 18:23:51.45 ID:o3o2rO+zo
乙だぜ


88:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/02/08(水) 19:25:26.93 ID:YN9ZJekDO
?「やっと俺の出番!!」



89:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage]
2012/02/09(木) 03:58:31.54 ID:sKRKUsVko
そこはかとなくボトムズの主題歌が似合いそうな気がしなくもない 狂気分を足せば


979Res/589.08 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice