853:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/02/26(日) 22:38:53.47 ID:pOQ9sNVj0
それは、レーザー砲に似ていた。
黒い光だった。
相当遠距離から狙っていたらしく、
黒い光は、近くの瓦礫の山に突き刺さり、
その射線上の物体を全て消滅させ、直径二メートルほどの穴を開けた。
功刀の後ろで、ガレキ漁りをしていた少年達の一人の、
頭が消し飛ばされて消えてなくなる。
血の雨を降らせて倒れた少年を横目で見てしまい、
燐は耳を押さえて悲鳴を上げようとして
……功刀の残った手で口を塞がれた。
功刀は燐を残った手で抱えると、猛烈な勢いで走り出した。
「馬鹿ナ……レ・ダード光の狙撃だト……?」
「何が起きましたの!」
「狙撃だ、第二射ガクル!」
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