過去ログ - 鑢七実「ここは………どこかしら?」布束砥信「学園都市よ」
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792:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/02/04(月) 01:24:30.69 ID:ouorT+Ut0
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絹旗の奇策は、二段構えであった。

本命はこの膝蹴り。右ストレートは伏線。最初の手刀は伏線の伏線。敵を欺くためには、まずそのタネを敵に見られないようにしなければならない。
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793:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/02/04(月) 01:26:34.73 ID:ouorT+Ut0
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794:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/02/04(月) 01:28:16.19 ID:ouorT+Ut0

「な、ぜ……」

「知りたいですか? 知っていいのですか? いえ、悪いでしょうね」

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795:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/02/04(月) 01:30:04.95 ID:ouorT+Ut0


(でも、やっぱり超痛い……。持って10分。今までやったことが無いから、いつもより演算が難しい。……超すっごく集中力がいる)


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796:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/02/04(月) 01:31:25.81 ID:ouorT+Ut0
メキョッ! と嫌な音がしたかと思うと、七実の右足が絹旗の左膝に突き刺さっていた。

軸足になっている逆の脚の膝を蹴り砕いたのだ。右の蹴りを止めながら機動力を削ぐために。

絹旗は予想だにしなかった攻撃に悲鳴を上げた。
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797:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/02/04(月) 01:33:02.74 ID:ouorT+Ut0





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798:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/02/04(月) 01:34:08.35 ID:ouorT+Ut0
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「――――――…………………。」

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799:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/02/04(月) 01:35:44.01 ID:ouorT+Ut0
そう言って、七実は前へ駆けた。
―――この試合ずっと後手の先を守っていた七実は、初めて先手を取った。


「――――ッッ!!」
以下略



800:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/02/04(月) 01:37:59.65 ID:ouorT+Ut0
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観客の中で、一人がスタンドの後ろで嘔吐する。世界広しと言えど、格闘技どころか戦争中の白兵戦でもここまで人の形を歪ませる事は出来ない。

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801:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/02/04(月) 01:39:58.16 ID:ouorT+Ut0
だが、諦めずに戦って戦って、耐えて耐えて耐え忍んで、ボロボロになってでも立ち向かう、諦めの悪い姿勢があったこそ、絹旗は今も生きている。

諦めが人を殺すのなら、諦めない先に死以外のモノがあるのならば、一体何があるのか、それを知りたいと思った。

ドレス姿の少女は、その遠い目を見て、口を開いた。
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