過去ログ - 麦野「フレンダは…私が殺した」
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138:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/02/22(水) 23:30:10.75 ID:NZUPxcvDO
【隠密行動】−Level5第六位の能力名。その能力は自身の存在解像度を著しく下げる能力。視覚的に完全に見えなくなり、さらには索敵レーダー、赤外線装置、サーモグラフィーなどの機器すら感知できなくなる。また、気配などの第六感的分野も感じることはできない。
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2012/02/22(水) 23:31:46.42 ID:NZUPxcvDO
「なんの証拠があってそないなこと言うとんねん。そもそも第六位なんてホンマにおるの?」
黒夜「『書庫』のテメェの正規データなんざ暗部くれェのアクセス権限がありゃァ余裕で調べられンだよ。姿も気配も絶って声だけ届けさせるなンてキモイ芸当はテメェしかしねェだろォがよ」
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2012/02/22(水) 23:33:44.54 ID:NZUPxcvDO
だが
「せやから危ないっちゅうてるやろ」
ガン!と言う音と共に黒夜の左腕は吹っ飛ばされた。
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2012/02/22(水) 23:36:57.53 ID:NZUPxcvDO
「さて、君の能力…【窒素爆槍】やったっけ?腕なかったらどうにもできひんのやろ?」
黒夜「…」
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2012/02/22(水) 23:39:07.21 ID:NZUPxcvDO
先ほどの轟音が倍になり、加えて周りの建造物のガラスが軒並み割れる音がした。コンクリートどころかその下の土までぐちゃぐちゃになり、街灯も離れたところの街路樹もすべて混ぜ合わされていった。
そして、もはや黒夜の武器は【窒素爆槍】だけではない。吹き飛ぶコンクリートも街灯も街路樹も、すべてが散弾銃のように飛び散る。
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2012/02/22(水) 23:42:25.49 ID:NZUPxcvDO
その場所に向かって渾身の一撃を叩きこむ。瞬間、コンクリートは吹き飛び、地面が大きくえぐれた。
そして、再び大量の血が飛び散る。
黒夜「ヒャッハァ!汚ねェ花火だ、ってかァ!?」
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2012/02/22(水) 23:45:12.83 ID:NZUPxcvDO
「あ〜、死ぬとこやった」
そんな声が聞こえた気がした。そして、見えない鉄の壁ようなものが思い切り身体の前面ぶっ叩いた。
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2012/02/22(水) 23:47:23.07 ID:NZUPxcvDO
「まだ生きとるみたいやね」
黒夜「あ、が…」
黒夜は生きている。しかしもはやほとんど動けなかった。
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2012/02/22(水) 23:49:06.67 ID:NZUPxcvDO
今さらだが、この見えない敵の正体は当然青髪ピアスである。
青髪ピアスは横須賀と共に『クローゼット』に乗り込み、制圧。自動制御で動かせる駆動鎧を片っ端から起動させ、自身らも駆動鎧を操り病院へと移動した。
その後、シルバークロースを横須賀に任せ、青髪ピアスは黒夜のもとへと向かった。当初は黒夜の自宅へ踏み込むつもりだったので駆動鎧を脱ぎ捨てたのだが、自宅付近で深夜徘徊中の黒夜を発見し、交戦する。
147:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/02/22(水) 23:50:19.82 ID:NZUPxcvDO
黒夜との接触時、青髪ピアスの装備は横須賀と同じく駆動鎧用のスーツとヘルメット、それに衝槍弾頭が装填された拳銃、輸血パック等が入ったバッグだった。青髪ピアス自身体格がいい上に裏社会で生き抜いてきた人間。黒夜の【窒素爆槍】をかわし、義手を吹っ飛ばしたのはこの装備によるものだった。
青髪ピアスの予定ではここで黒夜は打つ手がなくなるはずだった。だが、黒夜が奥の手を発動させたために輸血パックで偽装し一時撤退。再び駆動鎧に乗り込み、油断している黒夜に駆動鎧で思い切り体当たりしたのだ。
148:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/02/22(水) 23:52:04.20 ID:NZUPxcvDO
黒夜「バカな…」
「なにがや?」
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