過去ログ - 主人公「だったら俺は、愚か者でいい」
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関西地方)
2012/02/22(水) 14:01:25.67 ID:zEG7MkB+o
今回投下するうちに、自作の用語などが入りますが
それらはまとめて次回、またはその次に解説回が入りますので、ご容赦ください
以下略
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2012/02/22(水) 14:01:51.67 ID:zEG7MkB+o
―――三月二十四日―――
男「…お前は…誰だよ」
女「?」
以下略
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2012/02/22(水) 14:02:19.22 ID:zEG7MkB+o
2035年4月9日、私立『黄泉高校(こうせんこうこう)』の2-2に、彼女は転校してきた。
女の名前は根羽 由比(ねば ゆい)。
長い髪とおとなしそうな雰囲気、そしてそれによく似合ったふちが目立たないメガネ…いかにも読書とかが趣味のインドア派という印象を与える。
以下略
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2012/02/22(水) 14:02:47.29 ID:zEG7MkB+o
ようやく、彼女の周りから人だかりが消えた。始業式だけだったので校事は昼までだった。
隣の席の男子「大変だったな、質問攻め。ここは田舎だから、みんな珍しかったんだよ」
根羽「あぁ、うん。でも、こういうのはもう慣れたし…」
以下略
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2012/02/22(水) 14:03:43.26 ID:zEG7MkB+o
昼過ぎ、桜並木の美しい川のほとりを根羽は一人歩く。
シーズン中なのか、平日の昼間なのに花見を楽しむ集団がちらと見える。
根羽(? あれは…?)
以下略
7
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2012/02/22(水) 14:04:10.37 ID:zEG7MkB+o
根羽(…ここが仮拠点…うんまぁ、仕方ないかな…)
根羽がこの地域で任務を遂行するために『組織』が用意してくれた住居、それはその地域に先月できたばかりの
アパートの一室であった。
以下略
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2012/02/22(水) 14:04:50.57 ID:zEG7MkB+o
家に入った根羽はひとしきりの整理を終え、休憩に就く。
根羽(…普通よ、普通。転校初日によそよそしいなんて、考えてみれば当たり前でしょ!)
根羽(第一、仲良くなるために来たんじゃないじゃない。手段としてそうなることはあっても…)
以下略
9
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2012/02/22(水) 14:05:24.09 ID:zEG7MkB+o
新築のアパートの一室、まだどこか誰の部屋でもないような雰囲気を醸し出す204号室で
転校生、根羽由比はうろたえていた。
根羽(いつ!?いつこんな抗争が起こったのよ!発生場所に、まさにいたのにっ…!)
以下略
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2012/02/22(水) 14:05:54.65 ID:zEG7MkB+o
翌日
根羽「おはよう、ねぇ古城君。ちょっといい?」
絆「おはよ、何?」
以下略
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2012/02/22(水) 14:06:21.25 ID:zEG7MkB+o
根羽(そうだ、最近ここらで頻発している抗争についてなら何か知ってるかな…!)
根羽「あ、あともうひとつ。この町って最近外の人の出入りが激しいってホント?」
絆「…実感はないな。だけど確かによく聞く…まぁ、大方開発事業だろ…土地のな」
以下略
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2012/02/22(水) 14:06:49.50 ID:zEG7MkB+o
学校生活二日目が終了した。
根羽(進展なし…そしてちょっと急ぎすぎた感じがある。焦ってはダメ)
根羽(さて、報告、『進展なし。このあたりのきゅうりはおいしい』と)
以下略
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