過去ログ - とある未来の通行止め その3
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197:ブラジャーの人[saga]
2012/04/04(水) 03:16:39.81 ID:pBo30ojn0

第五鉱山で働いていた彼らは、もう一週間以上ここで寝泊まりをしていたため、お客様が学園都市の人間だと、今初めて知る。
ウワサの学園都市の、それも「最強」と言う主君の言葉に、タマネギ達は色めき立った。

「そ、それは興味あるなぁ。どうやってダイヤを見つけるつもりなんですか!?」
以下略



198:ブラジャーの人[saga]
2012/04/04(水) 03:18:56.97 ID:pBo30ojn0

砂利と石と岩ばかりの中を、重機の間を縫って歩く一方通行。さすがに、普段よりは杖をつきにくい。
あんな足で本当に大丈夫なのかと、ハラハラしながら後を追う部下と、
昨夜の天使化を見て、なんの心配もしていないパタリロ。脳内は、興味と、儲けることでいっぱいだ。

以下略



199:ブラジャーの人[saga]
2012/04/04(水) 03:21:16.78 ID:pBo30ojn0

「行ったか……」

こうして、大きな演算式を組み立てるのは随分と久しぶりだ。しかし、いささかの狂いがあるかも、とは恐れない。
完璧だから<一方通行>だ。 精密が売りの<一方通行>だ。
以下略



200:ブラジャーの人[saga]
2012/04/04(水) 03:23:49.86 ID:pBo30ojn0

轟音が止んだのは、四分以上も後だった。土煙が凄まじいので、それを風に乗せて払う。
ようやく呼吸できる状態になったので、穴から飛び上がってきた一方通行は電極のスイッチを通常モードに戻した。

ダイヤの原石が含まれている岩を集めた場所に移動しようと、ますます歩きにくくなった荒地を進もうとしたら、
以下略



201:ブラジャーの人[sage]
2012/04/04(水) 03:25:54.29 ID:pBo30ojn0
とりあえずここまで。

ここ掘れ わンわン。

禁書世界にパタリロがいたら、たとえその滅茶苦茶ぶりを半分以下におさえても、『原石』としか説明つけられないや。


202:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/04/04(水) 04:25:21.62 ID:leWe2KLDO
>>1乙ぱい
ソギー以上の原石だろうなぁパタリロは


203:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/04/04(水) 06:54:31.95 ID:BoK/EpsIO
さすがパタリロだwwww

>>1


204:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道)[sage]
2012/04/04(水) 19:45:33.92 ID:xUPRRhmAO
パタリロは鉱物的な原石に例えるならクリプトナイトとかその辺だな


205:ブラジャーの人[sage]
2012/04/05(木) 23:31:20.81 ID:QOOU3FJl0
>>204 かっけー。そういうネーミングセンス皆無……

愛車の車種が生産終了です。意気消沈ですが投下します。




206:ブラジャーの人[saga]
2012/04/05(木) 23:38:52.04 ID:QOOU3FJl0

石と砂利と埃で、パタリロの姿は悲惨なものとなっていた。まだ若干むせながら、意味があるのか分からないけど両手で服や髪をはたく。

「まったく、美少年が台無しだ。いや、砂利にまみれるイイ男という諺が日本にあったっけ?」
「無い」
以下略



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