過去ログ - とある未来の通行止め その3
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229:ブラジャーの人[sage]
2012/04/10(火) 17:06:26.62 ID:wfRG3edQ0
>>228 そういう表現だとかっこいいな! 我ながら流されやすい。


投下します(激甘注意)


230:ブラジャーの人[saga]
2012/04/10(火) 17:08:46.96 ID:wfRG3edQ0

一方通行と打ち止めのマリネラ四日目の天気は、分厚い雲に覆われた空となった。じきに雨が降ってくる。

三日目の昨日も、一方通行は引き続きピンクダイヤを求めてパタリロと鉱山めぐり(バッテリーの関係で三ヶ所)をした。今日もと思っていたが、あれでも国王なパタリロは、どうしても外せない公務のために付き合えない。

以下略



231:ブラジャーの人[saga]
2012/04/10(火) 17:10:57.24 ID:wfRG3edQ0

(コイツ、ダイヤ見て盛り上がってたなァ……。クソ、見つかるか?)

マリネラの一番の収入は、当然ダイヤモンド産業である。天然物の採掘はもちろんだが、人工ダイヤも取り扱っている。
アクセサリーとして加工されたものが、安価で土産物店に並べられていた。
以下略



232:ブラジャーの人[saga]
2012/04/10(火) 17:13:04.45 ID:wfRG3edQ0

タマネギ マッチ号に日本への航空便の手配を頼み、あとは降りだす雨を待ちながら部屋でくつろぐことにした。

フィガロ達もまだ宮殿に滞在しているはずだが、今日は会っていない。日本を出て四日ぶりだ、こうして打ち止めとゆっくりするのは。

以下略



233:ブラジャーの人[saga]
2012/04/10(火) 17:15:48.04 ID:wfRG3edQ0

ソファの隣に座った打ち止めからコーヒーが入ったカップを受け取り、一口啜る。テーブルにカップを置いたあと、彼女の肩を抱いた。
同時に雨音が響く。照明をつけていない部屋が、もっと暗くなってきた。

「また時間が取れたら観光に連れてってやる」
以下略



234:ブラジャーの人[saga]
2012/04/10(火) 17:20:18.24 ID:wfRG3edQ0

「……コーヒーの味」
「今飲ンだばっかだから」
「妊娠してからコーヒーもお茶も飲めないからさ、ってミサカはミサカはあなたのキスで味を堪能してみたり」

以下略



235:ブラジャーの人[sage]
2012/04/10(火) 17:22:33.13 ID:wfRG3edQ0
とりあえずここまで。

吐いた砂糖でコーヒーが甘いよ。


236:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/04/10(火) 20:07:40.04 ID:skQ523kDO
>>1乙ぱい
杤の実を生でごりごり噛みたくなるような甘さだなオィ


>明日からはまたダイヤ探しに精を出そう。
以下略



237:ブラジャーの人[sage]
2012/04/12(木) 00:27:37.65 ID:dkfFCynV0
>>236 ……うん、まぁそうね。身も蓋もない言い方だけどそうね。

投下します。


238:ブラジャーの人[saga]
2012/04/12(木) 00:30:17.61 ID:dkfFCynV0

ここはマリネラのとあるダイヤモンド鉱山……のはずれ。そびえる崖の向こう側こそが、採掘現場だ。
一方通行は若草が生えるその崖の前に立っている。現場じゃないので、周りには誰もいない。耳に当てた携帯端末からパタリロの声がする。

『全員退避させた。いつでも大丈夫だ』
以下略



239:ブラジャーの人[saga]
2012/04/12(木) 00:34:09.08 ID:dkfFCynV0

一方通行のベクトル操作で、鉱山に眠っていたダイヤの原石の在りかを調べる。
もともと採掘予定から漏れていたところを、彼の能力で発見、採掘(という名の破壊活動)し、目的のピンクダイヤを探しているのだ。

これで巡った鉱山は八ヶ所だ。最初は閉山する所を掘ったのだが、この絶大な威力を見たパタリロは、
以下略



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