過去ログ - とある未来の通行止め その3
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493:ブラジャーの人[saga]
2012/06/06(水) 01:02:50.42 ID:2K80hfdR0

夕方、浜面が運転するランエボが一方通行の自宅マンション前に乗りつけた。
車内から上条と一方通行も現れ、三人は一階の部屋に向かって歩く。
一方通行がドアのロックを解除する前に、インデックスが室内から出迎えに駆けつけた。

以下略



494:ブラジャーの人[saga]
2012/06/06(水) 01:05:12.52 ID:2K80hfdR0

一気に人口密度が増した。浜面夫人が打ち止めの指示のもと、座椅子(芳川が持ちこんだ)と、大きなクッションを他の部屋から運んでくる。上条と浜面はそこに座り、なんとか全員リビングに収まった。

人が多くなって興奮したハスキー犬はぐるぐると歩きまわっていたが、
結局いつもの定位置である、一方通行の膝の上に顎を乗せて落ち着いた。
以下略



495:ブラジャーの人[saga]
2012/06/06(水) 01:07:54.52 ID:2K80hfdR0

「そういえば、黄泉川先生や芳川さんはなんて言ってるんだ?」
「ミサカ達が考えた名前なら反対なんてしないとのことで、おまかせなの、ってミサカはミサカは責任重大だったり」
「打ち止めの母ちゃんと父ちゃんも?」

以下略



496:ブラジャーの人[saga]
2012/06/06(水) 01:09:17.11 ID:2K80hfdR0


「黄泉川ラス雄」

「…………」
以下略



497:ブラジャーの人[saga]
2012/06/06(水) 01:10:46.72 ID:2K80hfdR0

その夜、一方通行と打ち止めは上の階の実家にいた。また夕飯をたかりにきたのだ。

今晩は御馳走になった後も、息子達が帰る様子が無い。打ち止めは風呂まで借りた。
黄泉川愛穂はちょっと嬉しくて、キッチンテーブルに洋酒とグラスを出し一方通行を手招きした。
以下略



498:ブラジャーの人[saga]
2012/06/06(水) 01:12:14.40 ID:2K80hfdR0

「男いねェのかよ。その乳で捕まえてこい。芳川の分も捕ってこい」
「ちょ、ちょっと待て。急になに言ってるじゃんか」

一方通行と打ち止めがこの家を出て早二年。もう子供達のために人生を犠牲にしなくてもいいから、幸せになってほしい。一方通行はそう考えていた。
以下略



499:ブラジャーの人[saga]
2012/06/06(水) 01:14:44.65 ID:2K80hfdR0

分かってるなら言わせるな。
一方通行はバツが悪いといった表情で睨む。黄泉川は酒のせいばかりではない、赤い頬でにやりと笑った。
息子が心配してくれて、ちょっとどころではなく嬉しい。

以下略



500:ブラジャーの人[saga]
2012/06/06(水) 01:17:28.63 ID:2K80hfdR0

「あらどうしたの。なんだか賑やかみたいだったけれど」

風呂から上がった打ち止めだけを先に一階へ帰らせ、一方通行は芳川桔梗の自室を訪ねていた。

以下略



501:ブラジャーの人[saga]
2012/06/06(水) 01:19:03.77 ID:2K80hfdR0

絶対能力者進化計画。

一方通行は殺した。たくさん殺した。それを芳川はずっと見ていた。させていた。

以下略



502:ブラジャーの人[saga]
2012/06/06(水) 01:20:40.07 ID:2K80hfdR0

「なりゆきで」と続けようとしたセリフは遮られ、バン、と勢いよくドアが開いて打ち止めが駆けこんできた。

「ヨシカワー!!」
「きゃ、ちょっと走らないで」
以下略



503:ブラジャーの人[saga]
2012/06/06(水) 01:29:44.16 ID:2K80hfdR0
出産を控えた通行止めと、その友人と家族の巻 完

このシメ(?)で >>491の歌を使おうと思っていたのにw


以下略



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