過去ログ - とある後日の幻想創話(イマジンストーリー)
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417: ◆jPpg5.obl6[sage saga]
2012/08/05(日) 22:23:05.10 ID:pQXo9UG60

「・・・・・・ただ今戻りました」

「ご苦労様。 少し遅かったわね」

以下略



418: ◆jPpg5.obl6[sage saga]
2012/08/05(日) 22:24:45.05 ID:pQXo9UG60

どうやら二人は互いに上司と部下の関係にあるらしい。
コートを着た女性に血液を集めるように命令したのがこの女なのだろう。
そしてコートを着た女性は任務を完遂し、自分の上司の下へ戻ってきたということだ。

以下略



419: ◆jPpg5.obl6[sage saga]
2012/08/05(日) 22:26:15.07 ID:pQXo9UG60

黒コート「はい・・・・・・わかりました」


しかし、上司が穏やかに話を聞こうとしているにも関わらず、それでもコートを着た女性は後ろめたそうにしていた。
以下略



420: ◆jPpg5.obl6[sage saga]
2012/08/05(日) 22:27:08.55 ID:pQXo9UG60

彼女が生真面目で非常に優秀であることは上司も認めるところである。
部下にしたのは数ヶ月前のことであり、それ以前から彼女を知っているわけでもない。
だが、その短期間でも彼女が他の人間よりも頭一つ飛び出ていることを知るには十分な時間であった。

以下略



421: ◆jPpg5.obl6[sage saga]
2012/08/05(日) 22:27:37.65 ID:pQXo9UG60

黒コート「その場に駆けつけた『風紀委員』と戦闘になりました。 かなりの時間接触していたので私の特徴を把握しているかもしれません」

黒コート「彼らから『警備員』に情報が漏れる可能性は十分に考えられます」

以下略



422: ◆jPpg5.obl6[sage saga]
2012/08/05(日) 22:28:39.18 ID:pQXo9UG60

このようなことが去年の夏にも一度あった。

その時期、彼女は一人の少女の破滅を予見した。それは回避することは不可能である『死』という名の結末。
その少女は一人の男の手によって、無残に命を散らすことになるはずであった。
以下略



423: ◆jPpg5.obl6[sage saga]
2012/08/05(日) 22:29:51.54 ID:pQXo9UG60

能力を手に入れて初期の頃、自分が見た未来を変えることが出来ないか試したことがある。
その時自分が見た未来とは、自分の友人が帰りに車に轢かれて病院に運び込まれるというもの。
その未来を回避するべく、友人に普段とは違う道を辿って帰宅するよう注意を促した。

以下略



424: ◆jPpg5.obl6[sage saga]
2012/08/05(日) 22:30:20.90 ID:pQXo9UG60





以下略



425: ◆jPpg5.obl6[sage saga]
2012/08/05(日) 22:31:06.94 ID:pQXo9UG60

街中で再び少女が五体満足で立っているのを見た時、まるで質の悪い夢の中にいるのではないのかと思ったほどだ。
自分は確かに少女の最期を見たはずだ。まさか他人の空似というわけではあるまい。
いや、似ている人はいるが予知で見た彼女は紛れもなく本人だったはずだ。

以下略



426: ◆jPpg5.obl6[sage saga]
2012/08/05(日) 22:32:26.70 ID:pQXo9UG60

上司(このままだと予定が大幅に狂う可能性がある。 最悪破綻することも考えられるわね)

上司(それだけは避けたいところだけれど、原因がわからない以上それを取り除くのは不可能に近い)

以下略



427: ◆jPpg5.obl6[sage saga]
2012/08/05(日) 22:33:04.08 ID:pQXo9UG60

上司「今日はお疲れ様と言ったところかしらね。 今日の所はもう用事はないから下がっても良いわよ」

上司「寝る前の仕事をきちんとこなしたら就寝しても良いわ」

以下略



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