過去ログ - 星空みゆき「ガンプラビルダーズ!」
↓ 1- 覧 板 20
31:ヤン[sage]
2012/04/13(金) 12:51:35.03 ID:F3Gya1gL0
前回までのあらすじ
七色ヶ丘へ引っ越してきたみゆき。その転校先でみゆいはクラスメイトのあかね、やよい、なお、れいかと
ガンプラバトルを通じて仲良くなったのだった。
32:ヤン[sage]
2012/04/13(金) 12:52:29.97 ID:F3Gya1gL0
スマプリガンプラビルダーズ!
第2話『マイスター、出撃!』
33:ヤン[sage]
2012/04/13(金) 12:55:01.03 ID:F3Gya1gL0
「うわ〜、すご〜い!!」
模型店ユニコーンのショーウィンドウの前で、みゆきは感嘆の声をあげた。模型店ユニコーンで開催されたガンプラコンテストで、やよいの作品が中学生クラス3位に入選したのだ。
「そ、そんな事ないよ・・・」
34:ヤン[sage]
2012/04/13(金) 12:57:35.14 ID:F3Gya1gL0
みゆき達に髪をだらしなく伸ばし、陰気な顔をした一人の男が寄ってきた。七色ヶ丘学園の制服を着ている。
「こんなガンプラでコンテストに出すんだからさぁ」
「何や!人の作品にケチつける気か!?」
「そうだよ!ガンプラはその人が好きなように作るのが魅力でしょ!?」
35:ヤン[sage]
2012/04/13(金) 12:59:45.72 ID:F3Gya1gL0
「ああん?」
蘇我が振り返る。そこには、蘇我と同じ七色ヶ丘学園の制服を着た男が立っていた。だが、蘇我と違
い爽やかな好青年の印象を受ける。
36:ヤン[sage]
2012/04/13(金) 13:01:53.17 ID:F3Gya1gL0
次の日。みゆきとあかねは七色ヶ学園の教室で、なおとれいかに昨日の出来事を話していた。
「へぇー。生徒会長、ガンプラ作るんだ」
「ええ、入江生徒会長はガンプラマイスターの称号をお持ちです」
37:ヤン[sage]
2012/04/13(金) 13:04:43.27 ID:F3Gya1gL0
「生徒会の選挙、書記や会計、そして私が今在籍している副会長はそれぞれ立候補者が定員と同じだったため、信任投票で済みました」
「ふむふむ」
「ですが、生徒会長は入江生徒会長と蘇我さん、二人の決戦投票になったのです。その結果は入江生徒会長の圧勝」
「たしか蘇我先輩には5票も入らなかったなあ」
38:ヤン[sage]
2012/04/13(金) 13:07:44.76 ID:F3Gya1gL0
そしてあっという間に2週間が過ぎ、対決の日になった。その3日前に入江が40度の熱を出すトラブルがあったが。
「大丈夫なんですか?」
模型店ユニコーンのガンプラバトルルーム。そのポッドの中には入江が、その傍にれいかが付き添っていた。その向かい側で蘇我が準備している。あちらも取り巻きだろうか、見たことが無い男子生徒が2人付き添っている。
39:ヤン[sage]
2012/04/13(金) 13:10:11.02 ID:F3Gya1gL0
「アムロとチェーンみたいで!」
「ほ、本当ですか!?」
れいかの顔がパアッと明るくなる。
40:ヤン[sage]
2012/04/13(金) 13:14:47.97 ID:F3Gya1gL0
「何かな?入江生徒会長のガンプラ!」
目を輝かせながら、みゆきはモニターを見る。戦艦アルビオンが映し出され、いよいよ出撃だ。
蘇我の取り巻き2人は臨場感があるほうがいい、と空いているポッドへ入っていた。
41:ヤン[sage]
2012/04/13(金) 13:22:40.46 ID:F3Gya1gL0
「いい感じだ」
みゆき達の心配を他所に、入江はバトルエリアへ入る前に一通りの操作を行い感触を確かめる。
「狙い通りの感覚だ。後はこの戦いの中でこいつの声を聞くだけだ」
127Res/156.25 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。