過去ログ - 朋也「ヴァイオリンの音色……?珍しいな……」
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2012/03/30(金) 21:01:08.11 ID:S2fDDXur0
朋也「……まぁ、あんまり深く考えないほうがいいのかもな。じゃ、俺、もう帰るよ」
空気の重さに耐えかねて、俺は退散を決め込んだ。
仁科「あ、岡崎さん」
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2012/03/30(金) 21:03:50.44 ID:S2fDDXur0
翌日。いつものように学校へ続く坂道で古河と合流し、学校へと向かう。
昇降口を抜け、上履きに履き替えて古河を待つ。一向に来ないから、古河のクラスの下駄箱を覗いてみる。
古河はそこでじっと立って、手に持った紙切れに見入っていた。
朋也「…………なんだそれ」
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2012/03/30(金) 21:06:51.88 ID:S2fDDXur0
朋也(仁科が……?……いや、まさかな……)
とっさに出てきた顔を、すぐに否定する。
朋也「仁科はこんなことする奴じゃない」
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2012/03/30(金) 21:08:44.94 ID:S2fDDXur0
春原「よぅ」
そこに、春原が来た。
朋也「おまえ、早いなっ」
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2012/03/30(金) 21:11:29.80 ID:S2fDDXur0
朋也「あいつらにはあいつらなりの事情があるんだろっ!それに、仁科たちがやったって決まったわけじゃないっ!」
一体、俺はなにを考えてこんなことを言っているのだろう……。
春原「果たして、そうかな……」
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2012/03/30(金) 21:13:07.24 ID:S2fDDXur0
古河「そんなことないですっ……絶対に違いますっ……」
春原「違うって証拠でもあるの?」
古河「それはっ……」
朋也「もういいだろっやめてやれよ!」
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2012/03/30(金) 21:15:15.85 ID:S2fDDXur0
授業中は、春原はいなかった。
朋也(あいつ、本当に調べてんのかよ……)
あいつの情報網は得体が知れない。きっとすぐに犯人を見つけ出すだろう。
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2012/03/30(金) 21:16:40.90 ID:S2fDDXur0
春原「昨日の放課後、遅くにそいつが入れてるところを見てた奴がいたんだ。やっぱり女ってのはわからないねぇ。な、わかったろ。自分の考えが甘かったってさ」
古河は黙りこくっていた。
春原「ま、真相はこうだよ。後は、勝手にやりゃあいいさ」
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2012/03/30(金) 21:18:18.73 ID:S2fDDXur0
教室に戻る。
朋也「おまえ、勝手に杉坂をシメようとか考えるなよ」
春原「俺だって女の子に手を上げるほど無粋じゃないさ」
朋也「なら、いいんだけどな……」
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2012/03/30(金) 21:21:03.42 ID:S2fDDXur0
そして中庭でいつものように、古河と落ち合う。
古河「春原さんは来なかったんですね」
朋也「ああ、なんかいいもん食ってくるってさ」
古河「そうですか……」
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2012/03/30(金) 21:23:14.80 ID:S2fDDXur0
その帰り。玄関を抜けたところで、一人の女生徒……杉坂が立っていた。
朋也「あ……杉坂……」
思わずそういってしまった。
以下略
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