過去ログ - 織莉子「私の世界を守るために」
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10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)
2012/04/24(火) 17:04:37.61 ID:D+xZ8dty0
「授業は良いのかい、マミ?」

 そんな言葉も聞こえない。未だ信用するべき相手ではない、それは分かっている。だというのに、どうしてここまで、彼女の声が頭に響いて離れないのだろう。
 その日の午後、巴マミは生まれて初めて授業に遅刻した。


11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[sage]
2012/04/24(火) 17:10:39.08 ID:D+xZ8dty0
以上第一回
お話としては第一話前半にあたります

タイトルの通り、そしてこれから何度も出てくるフレーズになるでしょうが、これは「美国織莉子の物語」です
試みとしては、ラスボス属性取り払って主人公属性を新しく付け直した感じ
以下略



12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸)[sage]
2012/04/24(火) 17:43:20.42 ID:8EY3y32AO

これからどうなるか楽しみ


13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/04/24(火) 18:31:42.61 ID:11F/hv+oo
乙!続きを楽しみにまってるぜい


14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/04/24(火) 19:00:47.15 ID:j3cTAh9DO
よし期待してるからsagaを覚えようか?

さげ じゃなくて さが ですよ


15:以下、VIPPERに代わりましてGUNMARがお送りします[sage saga]
2012/04/27(金) 19:39:49.13 ID:K/pzjmt80
なにこれすごいたのしみ
織莉子は色々な可能性があるおいしいキャラだね。

それとお節介だが改行と空白行は入れてくれ、若干読みにくい


16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]
2012/05/03(木) 21:03:29.09 ID:GFxfXkYfo
期待
まどかのことは視なかったのかな?


17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/05/05(土) 12:25:04.97 ID:r7NxxgN10
 五限目の、本日最後の授業が終わった。この後は、美国織莉子の言った通り、マミと彼女と、そしてあの小さな黒髪の子との共同戦線で魔女を狩ることになる。授業の間の小休止時間に彼女から入ってきたテレパシーによると、放課後、昇降口で待っていて欲しいとの事だった。

『そういえば、どうしてテレパシーが使えるのに授業中に話しかけて来なかったの?』

『だって、急に頭の中に声が響いたらびっくりしちゃうでしょう』
以下略



18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/05/05(土) 12:25:40.49 ID:r7NxxgN10
「お、来た来た!遅いよ、黄色いの!」

 下駄箱で待っていたのは、例の黒くて小さい、あの無礼な子――たしか名前は呉キリカといったか――だった。ニカッと笑う口から覗く鋭い八重歯とその童顔から、彼女がいったい何歳なのか見当がつかない。

 八重歯。
以下略



19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/05/05(土) 12:26:56.42 ID:r7NxxgN10
――――――――――
――――――
――

 彼女はひっそりと佇んでいた。両手を回しても抱えきれないほどの大樹の裏にひっそりと、その気配を大気中に溶け込ませ、静謐に、まるで存在しないようにそこに在った。
以下略



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