47: ◆IsBQ15PVtg[saga]
2012/05/25(金) 23:26:51.12 ID:JGVhH3Y+0
刻命「そうか……」
話を聞き終えた途端に、小さく顔を顰めだした。
48: ◆IsBQ15PVtg[saga]
2012/05/25(金) 23:27:24.13 ID:JGVhH3Y+0
刻命「3人とも白骨化しているって言ったね」
初春「はい。それがどうしたのですか」
49: ◆IsBQ15PVtg[saga]
2012/05/25(金) 23:28:02.99 ID:JGVhH3Y+0
刻命「ここは慎重に行かないとな。ほとんど崩れ落ちてしまっている」
初春「これって、かなり危ないんじゃ……」
50: ◆IsBQ15PVtg[saga]
2012/05/25(金) 23:28:55.02 ID:JGVhH3Y+0
その上は4畳ほどの小さな小部屋になっていて、その先に廊下へ通じる入口がぽっかりと開いている。
天井から照明がぶら下がっていて、蛍光灯の無機質な光が照らし出していた。
対照的に、廊下は照明が灯っていなく、真っ暗といってもおかしくなかった。
51: ◆IsBQ15PVtg[saga]
2012/05/25(金) 23:29:22.72 ID:JGVhH3Y+0
初春(……レクサーヌ高等学校2年4組、高橋奈央さん……一体、何があったっていうのですか……)
刻命「外傷とかはなく、暴れた形跡もない……餓死か衰弱死したってところだろうか」
52: ◆IsBQ15PVtg[saga]
2012/05/25(金) 23:30:03.20 ID:JGVhH3Y+0
53: ◆IsBQ15PVtg[saga]
2012/05/25(金) 23:30:31.17 ID:JGVhH3Y+0
――か細い、少女の声が聞こえた。
54: ◆IsBQ15PVtg[saga]
2012/05/25(金) 23:31:14.64 ID:JGVhH3Y+0
55: ◆IsBQ15PVtg[saga]
2012/05/25(金) 23:31:40.16 ID:JGVhH3Y+0
悲鳴――いや、嘆きの声が、耳についた。
今にも泣き出しそうな少女の声が。
56: ◆IsBQ15PVtg[saga]
2012/05/25(金) 23:34:35.19 ID:JGVhH3Y+0
本日の投下はここまでです。
なお、>>32のAは、刻命がクラスメートの特徴を簡単に話して、>>38の流れに繋がるものでした。
57:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage]
2012/05/26(土) 10:44:52.82 ID:31Sji2rno
刻命さんの活躍に期待
乙
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