96: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2012/06/22(金) 22:58:28.14 ID:ca1gTGnY0
97: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2012/06/22(金) 22:59:03.17 ID:ca1gTGnY0
98: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2012/06/22(金) 22:59:41.23 ID:ca1gTGnY0
初春「あ……」
何かあったのですか、と訊ねようとした。
しかし、声が出ず、ただ口から息の音を漏らすだけ。
99: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2012/06/22(金) 23:00:34.01 ID:ca1gTGnY0
初春「…………」
何も言わず、ゆっくりと教壇の方へと歩み寄った。
100: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2012/06/22(金) 23:01:00.54 ID:ca1gTGnY0
101: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2012/06/22(金) 23:01:46.78 ID:ca1gTGnY0
刻命「…………」
なおも無言のまま、目の前にいるであろう"人物"を見詰め続けている。
近くまで初春が歩み寄っているのを気に掛けない素振りで。
102: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2012/06/22(金) 23:02:34.82 ID:ca1gTGnY0
そこには――人が1人、しゃがみこんでいた。
103: ◆IsBQ15PVtg[saga]
2012/06/22(金) 23:03:17.68 ID:ca1gTGnY0
初春「あ、あの……」
恐る恐る声を掛けてみた。
104: ◆IsBQ15PVtg[saga]
2012/06/22(金) 23:04:10.25 ID:ca1gTGnY0
刻命「気を狂わせて喰らうのだろうな……この廃校は」
初春「…………」
105: ◆IsBQ15PVtg[saga]
2012/06/22(金) 23:04:46.90 ID:ca1gTGnY0
初春(何もできなくて……ごめんなさい)
歩き出す前に、一度だけ振り返ろうとした。
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