過去ログ - 心理定規「スクールは私が建て直す」
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2012/05/24(木) 16:34:47.85 ID:+3x0+6Db0
ステファニー(敵四人! 狭い! 障害物多い!)
ステファニーはすぐさま二丁の銃を二発ずつ放つ。
二発は敵二人の土手っ腹に命中しするが、他は外れる。
140:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/05/24(木) 16:36:36.85 ID:+3x0+6Db0
研究施設の最深部、第三層に到着した削板は辺りを見回す。
第一層、第二層の床と天井をブチ抜いてここまで来たが、いずれも似たような白く広い実験室だった。
そして、この第三層もまた同じ造形をした実験室だった。
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2012/05/24(木) 16:38:00.74 ID:+3x0+6Db0
垣根「それはともかく、お前、心理定規とチーム組んでるが、暗部には関わらないんじゃなかったのか?」
削板「あぁ、俺はこのチームは本来の暗部のように腐った根性で働くような輩ではないと思っているぞ」
垣根「わかってないな。あの女は目的のためなら平気で人の命を奪うぞ」
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2012/05/24(木) 16:39:24.54 ID:+3x0+6Db0
ステファニーは己の右腕に応急処置をしたのちに要人を引き連れて第二階層から第一階層へとどうにかたどり着く。
道中に何度か敵と遭遇し、そのたびにステファニーは愛用の軽機関散弾銃で応戦した。
だが、愛用の銃は連続で散弾を撒き散らすということだけはあり、体への衝撃は生半可ではない。
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2012/05/24(木) 16:41:07.43 ID:+3x0+6Db0
初春『諦めないでくださいね! 今迎電部隊のみなさんを最短距離でそちらに向かわせています!』
恐らく今一番危機に陥っているであろうステファニーだが、自然と笑みが溢れる。
今まで何度も数々の殺し屋や同業者と手を組んで闇の世界で戦ってきたが、初春のように心の底から仲間のためを思って
144:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/05/24(木) 16:42:52.33 ID:+3x0+6Db0
早い!
心理定規は杉谷のすばやさについていくのがやっとだった。
杉谷は幾つも並ぶカプセルの影に隠れつつ高速で接近してくる。
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2012/05/24(木) 16:44:40.43 ID:+3x0+6Db0
咄嗟にその攻撃を両腕でガードする心理定規だが、落下の力と杉谷の体重を支えきれず、床に膝をつく。
すぐに杉谷の足を横へと流すが、杉谷の攻撃は緩まない。
立ち上がった心理定規にすかさずボディブローを放ち、痛みで屈んだ彼女にアッパーを見舞う。
146:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/05/24(木) 16:46:05.27 ID:+3x0+6Db0
第一層にようやく到着したステファニーは迎えてくれた迎電部隊に要人を引渡し、どっと背中を壁に預けてその場に座り込む。
ここに来るまでに無茶をしすぎた。
右肩に巻いている包帯はもはや意味はなく、軽機関散弾銃から来る反動により傷口はさらに広がってしまった。
147:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/05/24(木) 16:47:53.97 ID:+3x0+6Db0
迎電A「ふん、忘れているのなら教えてやる。俺たち迎電部隊はスクールに従っちゃいるが、お前には従ってないぞ、この裏切り者が」
憎しみを込めた目で睨まれ、満身創痍のステファニーは肩をすくめる。
迎電A「フラフープではよくもやってくれたな。おかげでこちらはいつの間にか学園都市なんざのために戦うハメになっている」
148:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/05/24(木) 16:49:29.67 ID:+3x0+6Db0
ステファニー「……やるなら、やればいいじゃないですか。私も撃たれる覚悟を持ってあんなことをしたんです。けれど――」
瞬間、ステファニーは居合切りのごとくハンドガンを抜き取り一気に引き金を引く。
飛んだ弾丸は迎電Aの銃に当たり、手からはじき飛ばす。
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