過去ログ - 心理定規「スクールは私が建て直す」
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144:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/05/24(木) 16:42:52.33 ID:+3x0+6Db0
早い!

心理定規は杉谷のすばやさについていくのがやっとだった。

杉谷は幾つも並ぶカプセルの影に隠れつつ高速で接近してくる。
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145:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/05/24(木) 16:44:40.43 ID:+3x0+6Db0
咄嗟にその攻撃を両腕でガードする心理定規だが、落下の力と杉谷の体重を支えきれず、床に膝をつく。

すぐに杉谷の足を横へと流すが、杉谷の攻撃は緩まない。

立ち上がった心理定規にすかさずボディブローを放ち、痛みで屈んだ彼女にアッパーを見舞う。
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146:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/05/24(木) 16:46:05.27 ID:+3x0+6Db0
第一層にようやく到着したステファニーは迎えてくれた迎電部隊に要人を引渡し、どっと背中を壁に預けてその場に座り込む。

ここに来るまでに無茶をしすぎた。

右肩に巻いている包帯はもはや意味はなく、軽機関散弾銃から来る反動により傷口はさらに広がってしまった。
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147:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/05/24(木) 16:47:53.97 ID:+3x0+6Db0
迎電A「ふん、忘れているのなら教えてやる。俺たち迎電部隊はスクールに従っちゃいるが、お前には従ってないぞ、この裏切り者が」

憎しみを込めた目で睨まれ、満身創痍のステファニーは肩をすくめる。

迎電A「フラフープではよくもやってくれたな。おかげでこちらはいつの間にか学園都市なんざのために戦うハメになっている」
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148:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/05/24(木) 16:49:29.67 ID:+3x0+6Db0
ステファニー「……やるなら、やればいいじゃないですか。私も撃たれる覚悟を持ってあんなことをしたんです。けれど――」

瞬間、ステファニーは居合切りのごとくハンドガンを抜き取り一気に引き金を引く。

飛んだ弾丸は迎電Aの銃に当たり、手からはじき飛ばす。
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149:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/05/24(木) 16:52:44.83 ID:+3x0+6Db0
ステファニーと迎電Aはすぐに中の様子を見ると驚く。

動かないとばかり思っていた実験場の兵器が、稼働しているのだ。

その兵器はカマキリのような姿をしており、鎌の部分は大きな筒のように物でできている。まるで、何かの銃口だ。
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150:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/05/24(木) 16:55:03.79 ID:+3x0+6Db0
削板「ぬぅおおおりゃああああ!」

削板は飛んでくる羽を一枚一枚謎オーラを纏った拳で叩き落とし、前方に立つ垣根へと猛進する。

音速に近いスピードで接近するが、攻撃が当たる直前、垣根もまた削板に負けぬ速さで回避し、削板の側面に容赦なく巨大な翼を叩きつける。
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151:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/05/24(木) 16:57:46.39 ID:+3x0+6Db0
削板「まだだ!」

削板は足を踏み鳴らして垣根へと再接近。

垣根は翼を横一文字に振ってそれを迎撃。
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152:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/05/24(木) 17:06:43.12 ID:+3x0+6Db0
鍔迫り合いとなり、削板と垣根は互いを至近距離で睨む。

垣根「ふん。こんなに本気になってまで、あいつのために戦うか」

削板「仲間だからな!」
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153:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/05/24(木) 17:07:52.63 ID:+3x0+6Db0
無理やり垣根の石剣を弾き、削板は一旦距離を開ける。

削板「仲間を気遣うあいつが悪だとは、俺にはどうしてもそう思えねぇんだよ!」

垣根「下らねぇな」
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