62:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[saga]
2012/05/27(日) 21:50:18.93 ID:ErBideRw0
  
 「終わったか?」 
  
 「どうするのだ、これは?」 
  
63:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[saga]
2012/05/27(日) 21:54:09.49 ID:ErBideRw0
  
 「ほら、真」 
 と言い、こちらを見る。 
  
 「あ、ああ……。 
64:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[saga]
2012/05/27(日) 21:56:27.24 ID:ErBideRw0
  
 「そういうことでございましたら、 
 ありがたく頂戴いたします」 
 声は抑えているが、余程嬉しかったのであろう、 
 その顔には涙がとめどなく流れていた。 
65:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[saga]
2012/05/27(日) 21:58:33.53 ID:ErBideRw0
  
 四 
  
 「と、いうことがございましてな」 
  
66:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[saga]
2012/05/27(日) 22:00:58.41 ID:ErBideRw0
  
 ここは四条院家のお屋敷。 
  
 真之丞は、月見屋敷と呼んでいる。 
  
67:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[saga]
2012/05/27(日) 22:02:19.86 ID:ErBideRw0
  
 お抱え、 
 とはいっても、仕事は何をするでもない。 
  
 たまに来ては日々の色々な話を聞かせてやるのだ。 
68:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[saga]
2012/05/27(日) 22:04:08.69 ID:ErBideRw0
  
 おもむろに、 
 するりと着物を脱ぎ、 
 貴音が一糸まとわぬ姿で寄って来た。 
  
69:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[saga]
2012/05/27(日) 22:10:08.83 ID:ErBideRw0
  
 されるがままに真之丞は脱がされた。 
  
 脇差も外し、 
 今は何も持たない。 
70:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[saga]
2012/05/27(日) 22:16:51.27 ID:ErBideRw0
  
 やがて、姫が頃合いと思うと、 
 真之丞の上に覆いかぶさってくる。 
  
 実に勝手だ。 
71:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[saga]
2012/05/27(日) 22:19:03.36 ID:ErBideRw0
  
 上になっていた彼女が、 
 繋がりを解く。 
  
 散々に貪られ、 
72:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[saga]
2012/05/27(日) 22:21:14.00 ID:ErBideRw0
  
 五 
  
 いく度となく、 
 くりかえし、 
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