過去ログ - まどか「魔法少女の短編集」
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246:青い空、黒い雲[saga]
2012/12/09(日) 18:14:42.38 ID:sOOdj8xN0
 転校生は、チラリとあたしを見ると、さっさと机と椅子を出して何事もないように座りノートを広げて宿題を始めた。
 まるであたしなんか存在せず、この教室には自分一人しかいないとでも言うように、こっちが睨みつけていたのも一切無視して自分の世界に閉じこもった。
 こういう、自分以外のことはどうでもいいといった態度がとことん気に食わなかった。
 同業者のよしみでひょっとしたら仲良くなる可能性もあったかもしれないけど、向こうにそのつもりがさらさらなく、明らかに敵視しているのだから、こっちだって警戒するしかない

以下略



247:青い空、黒い雲[saga]
2012/12/09(日) 18:16:02.55 ID:sOOdj8xN0
 そして沈黙。
 相変わらず雨は止まないらしい。 
 会話すらする気がないというのが本当にムカつく。

「傘を忘れてしまったのよ。雨が止むまで待っているだけ」
以下略



248:青い空、黒い雲[saga]
2012/12/09(日) 18:17:02.32 ID:sOOdj8xN0
「あなたはなぜ帰らないのかしら、美樹さやか」

「別に。まどかを待ってんの」

「そう。てっきりあなたも傘を忘れたのかと思ったわ」
以下略



249:青い空、黒い雲[saga]
2012/12/09(日) 18:17:35.91 ID:sOOdj8xN0
 流石に考え過ぎかな。

 勢いで立ち上がってしまい、しかもバッチリ目が合ってる状態だとどうにも座り辛くなったあたしは、質問をぶつけることにする。

「あんた、杏子ってやつと組んだんでしょ。やっぱりマミさんの縄張りを奪うつもりなの」
以下略



250:青い空、黒い雲[saga]
2012/12/09(日) 18:18:50.73 ID:sOOdj8xN0
 転校生は何も言わず、じっとあたしを見る。
 相変わらず、本当に見ているのかと不安になるほどに透き通った瞳。
 
 虚ろだ。
 
以下略



251:青い空、黒い雲[saga]
2012/12/09(日) 18:19:20.50 ID:sOOdj8xN0
「あ、あの、さやかちゃん」

 ちょうどその時、後ろの扉からまどかが顔だけを覗かせていた。
 もう話すこともなくなり自分の席に帰ろうとした矢先だったから、ナイスタイミング。
 鞄に携帯を入れて机を収納してからまどかに向かって歩き出す。
以下略



252:青い空、黒い雲[saga]
2012/12/09(日) 18:20:13.64 ID:sOOdj8xN0
 下駄箱まで着くと雨の音が一層大きくなった。
 
「んじゃまあ、さっそく相合傘といきますか!」

「うん。さやかちゃんが傘持ってくれる?」
以下略



253:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/12/09(日) 18:22:06.48 ID:sOOdj8xN0
流石お尻に定評のあるさやかちゃんはシリアスでもイケるね!

>>247でちょっとミスってるけど気にしなーい


254: ◆2DegdJBwqI[saga sage]
2012/12/09(日) 19:29:29.05 ID:E1ebGhcz0
どこに投稿すればいいのか迷ったけど前違う場所で書いたのをここで一気にでさらしてみる

※タイトルで丸分かりな気もするけど濃厚まどほむ注意

ほむら「まどかが友達同士なのにキスしてくる…」
以下略



255: ◆2DegdJBwqI[saga]
2012/12/09(日) 19:31:16.22 ID:E1ebGhcz0
>>254の続き

第二部 まどか「ほむらちゃんキスしようよ」
  
  「ほむらちゃんキスしようよ。」
以下略



256: ◆2DegdJBwqI[saga]
2012/12/09(日) 19:33:16.40 ID:E1ebGhcz0
>255の続き
 
完結 まどか「ほむらちゃんキスしてよ…!」
  
   「ほむらちゃんキスしてよ…!」
以下略



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