928:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/31(月) 23:49:41.02 ID:WrLRYatDO
一方通行(待て…なンでレナは芳川がいねェのを知ってンだ…?)
そう結局そこだった
芳川が学園都市に向かうのは急遽決まった事だった
929:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/31(月) 23:51:00.23 ID:WrLRYatDO
一方通行「いらねェよ…今作ってンだからな」
一方通行の答えを聞いたレナが意外そうな顔を浮かべる
930:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/31(月) 23:54:48.71 ID:WrLRYatDO
レナ「本当!?レナ、道行くんの手料理も食べてみたいな!食べ比べしよ?」
一方通行「な!?」
931:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/01(火) 00:03:56.47 ID:cLujty1DO
レナ「道行くん…もしかして"嘘"吐いてる…?」
一方通行「……な…」
レナ「道行くん…嘘…吐いてるよね?」
932:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/01(火) 00:05:26.54 ID:cLujty1DO
弁解しようとする一方通行を遮って話し出したレナはわざとらしく首を傾げ答えを探る様子を見せた
一瞬、本当にレナに夕飯の内容を知られているのではないか?などと一方通行は考えてしまう
933:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/01(火) 00:06:50.40 ID:cLujty1DO
レナは知っていた
カップ麺だけならまだ予想が付くだろうが本来ならありえない共に買いだめたコーヒーの事まで知られていた
杖を握る手に力が入っていく一方通行
934:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/01(火) 00:08:08.93 ID:cLujty1DO
一方通行「何故だ!?答えろ!答えやがれ!!」
レナ「あははは。変な道行くん─そんなの決まってるじゃない」
935:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/01(火) 00:09:24.32 ID:cLujty1DO
一方通行「…今…なンて…?」
レナ「だから道行くんがパッケージ凝視しながらコーヒーをたくさんカゴに入れてたのも
そのあと目についたいろんなカップ麺を適当にカゴに入れてたのも全部後ろから見てたの」
936:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/01(火) 00:15:09.84 ID:cLujty1DO
一方通行「ンな訳ねェ!あの時レナは見当たらなかったぞ!?」
おぼろ気な記憶を探る一方通行
937:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/01(火) 00:17:04.35 ID:cLujty1DO
一方通行「…ヵエレ」
まともに機能しない喉から出たか細い声はチェーンの揺れる音に掻き消された
938:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/01(火) 00:18:23.81 ID:cLujty1DO
一瞬自分が何をやったか分からなくなり呆然となる
見ればいつだったか彼自身が治してやったレナの細い指は赤く腫れ血が滲んでいた
後悔と罪悪感が一方通行を襲う
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