過去ログ - 涼「僕とあなたの」千早「シーソーゲーム」
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2012/06/10(日) 21:25:28.30 ID:Qj0K2Fz90
千早「あっ……」
涼「あ、あははは。どうも、お疲れ様です」
お昼休み、彼女のクラスに行くと、思ったよりあっさりと会えた。
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2012/06/10(日) 21:34:00.23 ID:Qj0K2Fz90
千早「学食に」
涼「今日は学食休みですよ? それに、貴女に話したいこともあるから」
千早「私は……」
以下略
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2012/06/10(日) 21:37:21.83 ID:Qj0K2Fz90
涼「ここまで来れば安全ですね」
屋上に逃げ込み、鍵を閉める。これで誰も入ってこれないはずだ。
千早「ずいぶん強引なのね。女子に嫌われるわよ?」
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2012/06/10(日) 21:48:29.96 ID:r36DEmuT0
涼「そ、それは……。そうかもしれませんね。でもこれしか思いつきませんでしたから」
安っぽい気がするけど、それでも僕の誠意を見せたつもりだ。
それにもし彼女が何かを求めるなら、僕は喜んで答える。
以下略
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2012/06/10(日) 21:56:07.70 ID:Qj0K2Fz90
涼「それでもです。待つのは得意ですから」
千早「余り期待しないで待っていて。今はまだ、あなたのことを……、ううん。この話はおしまいにしましょう」
何かを言いかけたけど、口を噤んでそれ以上語らない。
以下略
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2012/06/10(日) 22:01:01.35 ID:r36DEmuT0
涼「栄養管理も万全です。どうぞ召し上がれ」
千早「いただきます。うん、美味しいわ」
涼「そう言われると、作り甲斐がありますね」
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2012/06/10(日) 22:05:48.05 ID:Qj0K2Fz90
千早「あっ、今のは違うの!! 忘れて頂戴」
顔を真っ赤にして慌てる千早さん。そういう反応をされると、余計気になります。
涼「まあ何でもいいですけどね」
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2012/06/10(日) 22:13:14.76 ID:2gtPNXFS0
涼「あっ、体育なんだ。バスケか……」
6限目、窓際の席から女子の体育を見学する。
涼「見っけ」
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2012/06/10(日) 22:17:37.09 ID:Qj0K2Fz90
千早「その先生うちの担任よ」
涼「うわぁ、それはまた難儀なクラスで……」
営業の帰り、偶々千早さんと一緒になる。もちろん僕は、女装中の鈴月アキモードだ。
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2012/06/10(日) 22:25:50.38 ID:fsRN8Lbg0
小鳥「え? まさか……、付き合ってるの!?」
涼「ぶっ!」
千早「お、音無さん!?」
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2012/06/10(日) 22:31:07.75 ID:2gtPNXFS0
小鳥「つまり、千早ちゃんが隣の部屋の住人と……。凄い偶然ね」
千早「ええ、自分でもそう思います」
アイドルが2人も住んでいるアパートなんてそうそうないだろう。
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