過去ログ - 涼「僕とあなたの」千早「シーソーゲーム」
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181
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◆dj46uVZbVI
[saga]
2012/06/14(木) 01:07:11.02 ID:AE0+d/ax0
愛「お疲れ様です! 残念でしたね……。でも私、アキさんの歌が一番だと思います!!」
涼「ありがと、愛ちゃん」
楽屋に戻ると、愛ちゃんが全力で励ましてくれる。それが何だか可愛くて、つい頭を撫でてしまう。
以下略
182
:
◆dj46uVZbVI
[saga]
2012/06/14(木) 01:20:06.05 ID:AE0+d/ax0
千早「ねえ、鈴月さん。少しお話しない?」
涼「お話ですか?」
千早「ええ、嫌なら別に良いんだけど」
以下略
183
:
◆dj46uVZbVI
[saga]
2012/06/14(木) 01:36:29.14 ID:G7vk+pdM0
千早「秋月君、あの曲は武田さんの曲なのね」
涼「やっぱり分かるんですか?」
開口一番、千早さんは曲について聞いてきた。彼女ぐらい歌を学べば、
以下略
184
:
◆dj46uVZbVI
[saga]
2012/06/14(木) 01:44:58.49 ID:G7vk+pdM0
千早「秋月君、私は貴方が思っているよりも出来た人間じゃないの。……愚か者もいいとこよ」
涼「え? どうしたんですか、急に」
満月が照らす中、使いを待つかのように千早さんは寂しく佇んでいる。
以下略
185
:
◆dj46uVZbVI
[saga]
2012/06/14(木) 01:50:44.05 ID:AE0+d/ax0
千早「私は、武田さんに曲を書いて貰いたかったの。単純なメロディーの積み重ねが素晴らしい音楽を生み出す。彼の作る歌は私を魅了したから」
Dazzling Worldもそうだ。分かりやすく、技巧的に難しい曲でもない。
だけど気が付くと歌ってしまうような、心に残る音楽なんだ。
以下略
186
:
◆dj46uVZbVI
[saga]
2012/06/14(木) 02:00:43.27 ID:AE0+d/ax0
千早「何度目かしらね、こうやって手を握られるのは」
涼「千早さん、僕は貴女を尊敬しています。難しい曲をああも簡単に歌って、教え方も上手くて。僕にとって貴方はライバルであるとともに、尊敬すべき先輩でもあるんです」
千早「それすらも、自分を言いように見せた結果かもしれないわよ?」
以下略
187
:
◆dj46uVZbVI
[saga]
2012/06/14(木) 02:11:19.19 ID:KZgj1nw80
千早「あ、あ、秋月君?」
涼「は、はい! なんでしょうかぁ!!」
始めて話すみたいに、ぎこちない。千早さんはリンゴみたいに顔を真っ赤にしている。
以下略
188
:
◆dj46uVZbVI
[saga]
2012/06/14(木) 02:14:42.62 ID:KZgj1nw80
千早「秋月君……、本気なのね」
涼「ええ、本気です」
いつからだろうか、頼れる先輩が、最大のライバルが、愛おしく思えるようになったのは。
以下略
189
:
◆dj46uVZbVI
[saga]
2012/06/14(木) 02:24:58.14 ID:ueuRfGtz0
千早「ごめんなさい、秋月君。私はきっと貴方にとって重荷になるし、きっとこれ以上私の事を知ったら嫌いになると思う。貴方が望んでいるよりも、汚い人間なのよ」
そんなもの、貴方だけじゃない。僕だってそうだ、きっとみんなも。特別なものなんかじゃない。
涼「完璧な人間なんかいません。その汚い部分も、僕は受け入れます。それすらも好きになる自信がありますから」
以下略
190
:
◆dj46uVZbVI
[saga]
2012/06/14(木) 02:29:03.90 ID:ueuRfGtz0
今日はここまで。Dazzling Worldといい、DSは両極が揃ってますね。ではおやすみなさい。
191
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(西日本)
[sage]
2012/06/14(木) 02:40:11.40 ID:iLvQS7Kxo
北極と南極がそろってんのか?
……乙(自己嫌悪
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