過去ログ - 1000通目の悪夢
1- 20
5: ◆aSQx.z3IE/pB[sage]
2012/06/25(月) 01:36:07.14 ID:613oMAse0
友人の家で時間を潰し、夕飯をご馳走になった。
少しだけ気分が良かったものの自宅を見て直ぐにまたブルーな気持ちになる。

「……窓、破られてる」

以下略



6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/06/25(月) 01:38:35.53 ID:ZAJL4eZPo
先輩サイドから見ればホラー映画の中に迷い込んだみたいだな…


7: ◆aSQx.z3IE/pB[sage]
2012/06/25(月) 01:47:23.60 ID:613oMAse0

叫ぶことすら出来ないほどの驚きで俺はただただ、口をぱくぱくさせていた。

「ベッドの下から彼女出てくるってどんな気分ですか? サプライズになるのかな? 
  それだけじゃならないかもだから、サプライズプレゼントを用意したんですよ」
以下略



8: ◆aSQx.z3IE/pB[saga]
2012/06/25(月) 02:01:02.46 ID:613oMAse0
「…………」

何だこれ。
失敗にしても焼きすぎだし、他の弁当に入ってるのは普通に見えるのに何でこれをチョイスするんだ。

以下略



9: ◆aSQx.z3IE/pB[sage]
2012/06/25(月) 02:46:26.33 ID:613oMAse0

「はぁ……」

家から出るだけなのに泥棒を働いた直後な気分になる。
何も悪いことはしていないのだけれど、見つかるとそれは恐ろしい事になる。
以下略



10: ◆aSQx.z3IE/pB[sage]
2012/06/25(月) 03:54:43.25 ID:613oMAse0

「おいお前、携帯光ってるぞ」

昨日、俺が急に訪ねたにも関わらず飯まで奢ってくれたその友人はめざとく俺のポッケから漏れる光を見つけた。

以下略



11: ◆aSQx.z3IE/pB[sage]
2012/06/25(月) 03:57:14.62 ID:613oMAse0
「今日は天気がいいですねー」
「…………」

本当に雲ひとつ無い青空で良い天気だ。
詩的な表現をすれば俺の心とは真逆な空だ。
以下略



12: ◆aSQx.z3IE/pB[sage]
2012/06/25(月) 03:58:14.84 ID:613oMAse0

「じゃあ、どうぞハンバーグです」

差し出されたそれをみて内心「うへぇ」と舌を出す。
考えすぎだと思ってもそもそも食べたくない。
以下略



13: ◆aSQx.z3IE/pB[sage]
2012/06/25(月) 03:59:17.40 ID:613oMAse0
「あぁ、そういうことですか」

彼女はそのハンバーグを自分の口へ持っていくと咀嚼し始め、俺の顔をがっちりと手で固定した。
恥ずかしい話、俺は非力だ。
彼女は中学では運動部だったという話を聞いたことがあるし、体力も俺よりある。
以下略



14: ◆aSQx.z3IE/pB[sage]
2012/06/25(月) 04:00:34.10 ID:613oMAse0

「おっあ、おっう、ぇえ、ええ」
「仮にも女の子からの口移しに酷いんじゃないですか?」

ぶりっこというのか人差し指を頬っぺたに当てて、その頬っぺたを膨らませている。
以下略



70Res/52.53 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice