過去ログ - 夢子「私とあいつの」涼「ありふれた1日」
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11: ◆dj46uVZbVI[saga]
2012/07/02(月) 21:21:28.06 ID:sOyGOXkd0
夢子「涼、着替え終わったわよー。って何やってるのよ」

涼「えっと、少し待ってて」

夢子「急かしといてそれはないんじゃない?」
以下略



12: ◆dj46uVZbVI[saga]
2012/07/02(月) 21:22:58.24 ID:Nhz4iWOw0
涼「うーん、そうだね。公園に行こうよ」

夢子「公園? あぁ、あそこね」

昔私が自主レッスンしていた公園ね。そう言えば、こいつとの初デートもそこだったっけ。
以下略



13: ◆dj46uVZbVI[saga]
2012/07/02(月) 21:26:13.26 ID:aAiZhg6n0
涼「僕が夢子ちゃんを説得しに行ったのも、ここだったっけ?」

夢子「まだ覚えてたの、それ?」

涼「僕は夢子ちゃんのことなら、何でも知っているよ」
以下略



14: ◆dj46uVZbVI[saga]
2012/07/02(月) 21:27:58.59 ID:aAiZhg6n0
涼「よっと!」

不意に涼は上着を脱ぎ捨てると、リズムを取り出した。

夢子「何してるの?」
以下略



15: ◆dj46uVZbVI[saga]
2012/07/02(月) 21:36:04.37 ID:YZ0CKlzP0
『涼ちゃーん!!』

『イケメンで踊れるのね、嫌いじゃないわ!』

『良いダンスだ、感動的だな、だが無意味だ』
以下略



16: ◆dj46uVZbVI[saga]
2012/07/02(月) 21:39:27.22 ID:YZ0CKlzP0
妙に濃いファンのみんなに、涼は1人1人丁寧に対応する。オフとはいえ、
こいつはファンを大事にしているのよね。一度裏切ったってことが負い目になってるのかもしれないけど。

『あっ、桜井夢子さん! 私、ファンなんです! あっ、秋月夢子さんって呼んだ方が良いですか? でも桜井涼さんの方がしっくりきませんか? ラップとかやってそうです!!』

以下略



17: ◆dj46uVZbVI[saga]
2012/07/02(月) 21:41:35.99 ID:YZ0CKlzP0
涼「なんとなく、見て貰いたかったんだ」

夢子「誰に?」

涼「夢子ちゃんに決まってるじゃんか」
以下略



18: ◆dj46uVZbVI[saga]
2012/07/02(月) 21:44:03.61 ID:YZ0CKlzP0
涼「お腹すいちゃったしね。ほらっ」

ランチパックを開けて、おにぎりを取り出す。食べやすい大きさに握られたそれを1かじり。
うん、おにぎり1つとっても美味しい。あのおにぎり大好きビジュアルクイーンもお気に入りだとか。

以下略



19: ◆dj46uVZbVI[saga]
2012/07/02(月) 21:45:23.36 ID:YZ0CKlzP0
夢子「もう、汚いわね……」

涼「ごめんって! でも心外だなぁ。僕が浮気するように見える?」

夢子「見えないから疑ってるんでしょうが」
以下略



20: ◆dj46uVZbVI[saga]
2012/07/02(月) 21:49:40.02 ID:sOyGOXkd0
不安になるけど、涼の言葉に少し救われる。好きなのは私だけ、か……。
並み居る女の子に勝ったことが、嬉しい。

まぁこいつに限って浮気なんてするわけがないでしょう。そもそもそんな度胸がないことぐらい、百も承知。
最強激辛キャンデーを自分で舐めたっていい。
以下略



21: ◆dj46uVZbVI[saga]
2012/07/02(月) 21:50:55.44 ID:YZ0CKlzP0
涼「うぅ、恥ずかしいんだよ?」

私の頬に手を当て、近づいていく。

夢子「涼……。んっ……」
以下略



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