過去ログ - 夢子「私とあいつの」涼「ありふれた1日」
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7: ◆dj46uVZbVI[saga]
2012/07/02(月) 21:14:49.58 ID:Nhz4iWOw0
夢子「皿洗いが出来なくて、奥様名乗れるかっての!」

ガシャン!

夢子「あっ」
以下略



8: ◆dj46uVZbVI[saga]
2012/07/02(月) 21:15:57.14 ID:Nhz4iWOw0
涼「ほらっ、こうやれば汚れも落ちるよ」

夢子「うぅ」

涼の吐息を感じる。耳元でささやかれると、力が抜けてしまう。涼は私専門の魔法使いなんだと、不意に思った。
以下略



9: ◆dj46uVZbVI[saga]
2012/07/02(月) 21:17:31.72 ID:Nhz4iWOw0
涼「今日さ、お休みじゃんか」

夢子「そうね。久方ぶりのね」

涼「そして僕もお休みだ。だからさ……、あっ、もしかして疲れてた? だったら家でダラダラするのも悪くないかなーって」
以下略



10: ◆dj46uVZbVI[saga]
2012/07/02(月) 21:19:12.72 ID:Nhz4iWOw0
夢子「無理するのもダメね」

流石にこの歳でへそ出しルックはハッスルしすぎかしら? にしても……。

夢子「ドロンパはないわよね……」
以下略



11: ◆dj46uVZbVI[saga]
2012/07/02(月) 21:21:28.06 ID:sOyGOXkd0
夢子「涼、着替え終わったわよー。って何やってるのよ」

涼「えっと、少し待ってて」

夢子「急かしといてそれはないんじゃない?」
以下略



12: ◆dj46uVZbVI[saga]
2012/07/02(月) 21:22:58.24 ID:Nhz4iWOw0
涼「うーん、そうだね。公園に行こうよ」

夢子「公園? あぁ、あそこね」

昔私が自主レッスンしていた公園ね。そう言えば、こいつとの初デートもそこだったっけ。
以下略



13: ◆dj46uVZbVI[saga]
2012/07/02(月) 21:26:13.26 ID:aAiZhg6n0
涼「僕が夢子ちゃんを説得しに行ったのも、ここだったっけ?」

夢子「まだ覚えてたの、それ?」

涼「僕は夢子ちゃんのことなら、何でも知っているよ」
以下略



14: ◆dj46uVZbVI[saga]
2012/07/02(月) 21:27:58.59 ID:aAiZhg6n0
涼「よっと!」

不意に涼は上着を脱ぎ捨てると、リズムを取り出した。

夢子「何してるの?」
以下略



15: ◆dj46uVZbVI[saga]
2012/07/02(月) 21:36:04.37 ID:YZ0CKlzP0
『涼ちゃーん!!』

『イケメンで踊れるのね、嫌いじゃないわ!』

『良いダンスだ、感動的だな、だが無意味だ』
以下略



16: ◆dj46uVZbVI[saga]
2012/07/02(月) 21:39:27.22 ID:YZ0CKlzP0
妙に濃いファンのみんなに、涼は1人1人丁寧に対応する。オフとはいえ、
こいつはファンを大事にしているのよね。一度裏切ったってことが負い目になってるのかもしれないけど。

『あっ、桜井夢子さん! 私、ファンなんです! あっ、秋月夢子さんって呼んだ方が良いですか? でも桜井涼さんの方がしっくりきませんか? ラップとかやってそうです!!』

以下略



17: ◆dj46uVZbVI[saga]
2012/07/02(月) 21:41:35.99 ID:YZ0CKlzP0
涼「なんとなく、見て貰いたかったんだ」

夢子「誰に?」

涼「夢子ちゃんに決まってるじゃんか」
以下略



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