過去ログ - テッラ「困りましたねー」フィアンマ「言う程困ってもいないだろう」
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20: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2012/07/24(火) 00:26:15.63 ID:+WWkJClF0

さらさらとした髪を指先で丁寧に梳き、テッラは静かにぼやく。
何度となく直接・間接的に伝えてきた感情を、言葉にして。

テッラ「…貴方を愛しています」
以下略



21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/07/24(火) 00:53:10.53 ID:/EaNp/ISO
せつねぇ…


22:むかしのはなし  ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2012/07/24(火) 01:00:30.19 ID:+WWkJClF0

ぼんやりと、昔の事を思い出す。
貴族とは程遠い、中の下、しかし一応は中流家庭に、私は産まれた。
毎日がそれなりに幸せだったのは、恐らく私が一人息子であり、両親が善性に満ち溢れていたからだろう。
長閑な日々が、いつまでも続いていけば良いと願うでもなく、むしろ続くであろうと思い込んで生きていた。
以下略



23:+[sage]
2012/07/24(火) 01:00:54.90 ID:/i5zaRyAO
+


24:むかしのはなし  ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2012/07/24(火) 01:01:37.69 ID:+WWkJClF0

『あの、』
『…ん?』
『あ…』
『…俺様は忙しいんだ。何も用が無いのならもう行くぞ。…精々良い子にしていることだな。…あぁ、そうだ』
以下略



25:+[sage]
2012/07/24(火) 01:37:13.13 ID:/i5zaRyAO
+


26:昔の話  ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2012/07/24(火) 01:38:22.17 ID:+WWkJClF0

産まれた時、俺様はまだ、いたって普通の子供だった。
確かに性器が男女両方のものがある(=両性具有)だとか、そういう点では異常だったのかもしれないが。
身体的な欠陥点以外は、普通の子供だと思っていた。
その身に『世界を救える程の力』を内包しているとも、その身が『千年を生き続ける化け物』だとも知らずに。
以下略



27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/07/24(火) 04:22:14.69 ID:/EaNp/ISO
すいませんテッラさんそこ代わって下さい。つーか代われ俺がフィアンマさんの側にいるわ例え報われなくとも全力で愛を垂れ流すわ


28: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2012/07/25(水) 20:37:09.05 ID:PN3A7Izy0

浅い眠りから、しばらくの間、それなりに深い眠りに堕ちて。
フィアンマが目を覚ますと、テッラはベッドに腰掛け、膝枕をした状態で、器用にも眠っていた。
疲れていたのだろうか、などとぼんやり思案しつつ、フィアンマは腕を伸ばし、眼前の緑髪を撫でる。
少々ごわついてはいるものの、さらさらとして触り心地はそこまで悪くも無い。
以下略



29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[sage]
2012/07/26(木) 12:48:31.98 ID:/hlTHDa+0
ほう


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