過去ログ - 弟子「そ、某を、是非とも弟子に!」剣士「めんどくさすぎワロタ」
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◆ClmoeYz2r6
[saga]
2012/07/27(金) 21:00:23.41 ID:N+Z7/Leeo
弟子「え」
剣士「もーさぁ、もう何度目かだけど、俺は人間が嫌いだからこんな山奥に引きこもって暮らしてるわけですよ、いい?」
弟子「そ、それは承知しております! ですが、そこを曲げて……!」
剣士「弟子とかもう本当に駄目じゃん! 君知ってる?」
弟子「何を……でしょう」
剣士「師匠ポジションのキャラが死ぬ確率」
弟子「え」
剣士「もうびっくりするほど死ぬよ?」
剣士「『師匠すら勝てなかった敵を倒す』」
剣士「解りやすい強さのバロメータになるよね。師を乗り越えて、さらなる高みに……みたいな」
剣士「『もう、お前に教えることはない』って結構な死亡フラグだから!!」
剣士「それストーリー上『用済み』ってことだから!!」
女剣士「落ち着け!」
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◆ClmoeYz2r6
[saga]
2012/07/27(金) 21:03:32.92 ID:N+Z7/Leeo
※業務連絡
お疲れ様です。
下記の話の続きです。
主人公は同一人物ですが、話としては独立しています。
以下略
3
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◆ClmoeYz2r6
[saga]
2012/07/27(金) 21:04:09.61 ID:N+Z7/Leeo
弟子「あの、そちらは……」
女剣士「あ、いや……こいつと一緒に暮らしている、女剣士だ」
剣士「あ、そうだ。こいつに勝てたら、弟子にしても良いよ」
以下略
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◆ClmoeYz2r6
[saga]
2012/07/27(金) 21:04:51.72 ID:N+Z7/Leeo
剣士「まぁ、とにかく。女剣士に勝つという明確な目標があれば、俺の尻は安全なわけだ」
弟子「最初から狙ってません! そ、某はノーマルです!」
女剣士「はぁ……解った。1度言い出したら聞かないんだからな……木剣を取ってくれ」
以下略
5
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◆ClmoeYz2r6
[saga]
2012/07/27(金) 21:05:37.61 ID:N+Z7/Leeo
弟子「(くっ……駄目だ。待っていては、不利になる! ここはこちらから打ってでなくては!)」
女剣士「(……来るっ!)」
弟子「てやあぁぁぁぁっ!」
以下略
6
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◆ClmoeYz2r6
[saga]
2012/07/27(金) 21:07:51.37 ID:N+Z7/Leeo
女剣士「……それでは、次はこちらから参る」
弟子「……っ!」ゾクッ
女剣士「……」ヒュンッ!
以下略
7
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◆ClmoeYz2r6
[saga]
2012/07/27(金) 21:08:36.79 ID:N+Z7/Leeo
弟子「剣士殿! お願いいたします! 弟子に!!」
剣士「じゃぁ、今日は女侍な」
以下略
8
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◆ClmoeYz2r6
[saga]
2012/07/27(金) 21:09:11.06 ID:N+Z7/Leeo
弟子「剣士殿! 今日こそは!」
剣士「女騎士、頼む」
以下略
9
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◆ClmoeYz2r6
[saga]
2012/07/27(金) 21:10:16.80 ID:N+Z7/Leeo
弟子「なにとぞ! 弟子にして下さい!」
剣士「女暗殺者、よろしく」
以下略
10
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◆ClmoeYz2r6
[saga]
2012/07/27(金) 21:10:53.22 ID:N+Z7/Leeo
女剣士「また、来るのかな、あいつ」
女騎士「というか、わたくしたちの方が『熱意に押されて』コースに入りそうですわ」
女侍「かれこれ3ヶ月ほどでしょうか……この短期間に、私達を3巡ほどしておりますが」
以下略
11
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◆ClmoeYz2r6
[saga]
2012/07/27(金) 21:11:42.49 ID:N+Z7/Leeo
女剣士「なぁ、剣士。あの、弟子のことだが……」
剣士「うん?」
女剣士「お前は全く興味がないのか?」
以下略
12
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◆ClmoeYz2r6
[saga]
2012/07/27(金) 21:12:32.94 ID:N+Z7/Leeo
弟子「剣士殿! 今日こそは、なにとぞ!!」
女剣士「む、来たか。生憎、今日はあいつは留守だ」
女剣士「だが、お前の相手をするように言われている。構わないか?」
以下略
13
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◆ClmoeYz2r6
[saga]
2012/07/27(金) 21:13:15.81 ID:N+Z7/Leeo
挑戦者「出てこーーい、臆病者! 怖じ気づいたか! ふはははははっ!!」
女剣士「イラッ」
女剣士「おい、いいか。剣士はな」
以下略
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◆ClmoeYz2r6
[saga]
2012/07/27(金) 21:14:05.41 ID:N+Z7/Leeo
挑戦者「ご、ごほん。な、ならば、戻るまで待たせて貰おう」
女剣士「! なぁ、気付いてしまったんだが」ヒソヒソ
女騎士「あー、何となく解りましたわ。そうですね。よろしいのではなくて?」ヒソヒソ
以下略
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◆ClmoeYz2r6
[saga]
2012/07/27(金) 21:14:38.26 ID:N+Z7/Leeo
――15分後
挑戦者「ぐあぁぁっ!! やーらーれーたー」ガクッ
弟子「はぁ……はぁ……勝った……?」
以下略
16
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◆ClmoeYz2r6
[saga]
2012/07/27(金) 21:16:00.44 ID:N+Z7/Leeo
弟子「……正直、勝てるとは思いませんでした」
女騎士「この三ヶ月の稽古の成果ですわ」
弟子「ま、まさか、剣士殿はこれを見越して、みなさんと手合わせを……」
以下略
17
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◆ClmoeYz2r6
[saga]
2012/07/27(金) 21:17:05.86 ID:N+Z7/Leeo
弟子「……某は、貴族の生まれです。祖父の代から武人の家系です」
女騎士「あら、わたくしと同じでして?」
弟子「はい。ですが、ここ以外でお会いしたことは無いと思います。某は5人兄弟の末子ですので」
以下略
18
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◆ClmoeYz2r6
[saga]
2012/07/27(金) 21:17:37.32 ID:N+Z7/Leeo
弟子「問題は、某の兄……長兄が、その名家の息子に殺されたということなのです」
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◆ClmoeYz2r6
[saga]
2012/07/27(金) 21:18:51.59 ID:N+Z7/Leeo
女侍「……暗殺でしょうか?」
弟子「某は、ほとんどそれに近いと思っております……証拠はありませんが」
弟子「……ことが起こったのは、年に一度、開かれる御前試合です」
以下略
20
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◆ClmoeYz2r6
[saga]
2012/07/27(金) 21:19:51.93 ID:N+Z7/Leeo
――御前試合当日 選手控え室
弟子『兄上、ずいぶんと顔色が……』
兄『問題ない……』ヨロッ
以下略
21
:
◆ClmoeYz2r6
[saga]
2012/07/27(金) 21:20:59.73 ID:N+Z7/Leeo
弟子「兄は……剣士としては一流でしょう。無礼な言い方になりますが、おそらく皆さんと互角以上に戦えるはずです」
女騎士「えぇ、わたくしも保証しますわ。一度だけ、手合わせして頂いたことがございますの」
女騎士「その後すぐに、隣領へ配属となって、それきりでしたが」
以下略
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