過去ログ - 禁書目録「それはきっと、幸せだった頃の夢」
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66:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/10/11(木) 21:55:03.98 ID:saHONBLyo
「やっほー、お待たせ」

部屋の中、向かい合わせの机に着いていた二人がこちらに顔を向ける。
少女は華やかに、少年は穏やかに、形は違えど同じく笑みだった。

以下略



67:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/10/12(金) 01:31:34.03 ID:VNgZnDzio
ぱたぱたと机の上を片付けている二人を背後に私はケトルに水を入れレンジにかける。
魔術で手早く済ませてしまうのもいいのだけれど、いささか風情に欠ける。

ちりちりと金属の熱せられる音が耳に心地良い。
科学も魔術も発達している今日、お湯を沸かすのなんて一瞬で事足りる。
以下略



68:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[sage]
2012/10/12(金) 13:21:01.55 ID:ybqXRSv7o
きた!


69:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/10/12(金) 14:14:24.71 ID:xC7b8VhW0
待ってた!



70:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage]
2012/11/01(木) 03:16:39.85 ID:vmrbRkE20
うぐぐ……途中で止まっちゃってるのかな、生殺しだ


71:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/11/07(水) 13:58:39.10 ID:qZAj/RgSO
>>1は白井「デートしましょう」とか書いてるぴぃの人?


72:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/11/14(水) 22:11:14.76 ID:CEUnJC7uo
頬を栗鼠のように膨らませながら何やらもごもごと抗議の声を上げる白い少女だったが、何を言っているのかさっぱり分からん。
小動物の世話は弟子だけで手一杯なのだ。うちはこれ以上飼えません。

「アウレオルス、任せた」

以下略



73:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/11/14(水) 22:55:22.51 ID:CEUnJC7uo
「……いつもながらアンタ、どうしてこう、タイミングだけはいいの」

「え?」

きょとん、といった様子で首を傾げるステイルに湯気の立つカップを押し付けた。
以下略



74:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/11/15(木) 21:41:02.96 ID:t7R0b6Beo
五人もカップを置けば、元々それなりの大きさのはずのテーブルでも随分と狭く感じる。
フィッシュ・アンド・チップスは早々にお亡くなりになり、ステイルの買ってきたスコーンやらをインデックスの魔手から防衛しながら齧る。

「勉強っていえば、結局そっちはどうなの」

以下略



75:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/11/15(木) 22:40:27.58 ID:t7R0b6Beo
アウレオルスはそんな彼女の家庭教師とでもいうべき役を仰せつかり、わざわざロンドンくんだりまで呼び出された訳だ。
ローマ正教で隠避記録官という職に就いていた彼は、魔道書を制する魔道書とでも言うべきものを作成する専門の知識を持つ。

バチカンが誇る、僅か十五歳の若きエース。
そんな彼の招聘に必要悪の教会上層部がどれだけの政治的対価を支払ったのかは見当も付かない。
以下略



76:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/11/16(金) 00:32:38.88 ID:uelRCKoGo
インデックスは少々我侭なところと大食漢過ぎるところに目を瞑れば、場を賑やかしてくれるムードメーカーだ。
料理を作れば何を出しても美味しい美味しいと言って食べてくれる。
他国からは不味いと不名誉な評判を得ているイギリスだからだろうか、背筋がむず痒くなる。
世間知らずなところもあって、勉強の時間が終わればあれこれお姉さんぶって教えている。

以下略



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