過去ログ - 禁書目録「それはきっと、幸せだった頃の夢」
1- 20
73:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/11/14(水) 22:55:22.51 ID:CEUnJC7uo
「……いつもながらアンタ、どうしてこう、タイミングだけはいいの」

「え?」

きょとん、といった様子で首を傾げるステイルに湯気の立つカップを押し付けた。
以下略



74:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/11/15(木) 21:41:02.96 ID:t7R0b6Beo
五人もカップを置けば、元々それなりの大きさのはずのテーブルでも随分と狭く感じる。
フィッシュ・アンド・チップスは早々にお亡くなりになり、ステイルの買ってきたスコーンやらをインデックスの魔手から防衛しながら齧る。

「勉強っていえば、結局そっちはどうなの」

以下略



75:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/11/15(木) 22:40:27.58 ID:t7R0b6Beo
アウレオルスはそんな彼女の家庭教師とでもいうべき役を仰せつかり、わざわざロンドンくんだりまで呼び出された訳だ。
ローマ正教で隠避記録官という職に就いていた彼は、魔道書を制する魔道書とでも言うべきものを作成する専門の知識を持つ。

バチカンが誇る、僅か十五歳の若きエース。
そんな彼の招聘に必要悪の教会上層部がどれだけの政治的対価を支払ったのかは見当も付かない。
以下略



76:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/11/16(金) 00:32:38.88 ID:uelRCKoGo
インデックスは少々我侭なところと大食漢過ぎるところに目を瞑れば、場を賑やかしてくれるムードメーカーだ。
料理を作れば何を出しても美味しい美味しいと言って食べてくれる。
他国からは不味いと不名誉な評判を得ているイギリスだからだろうか、背筋がむず痒くなる。
世間知らずなところもあって、勉強の時間が終わればあれこれお姉さんぶって教えている。

以下略



77:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/11/16(金) 01:12:38.23 ID:uelRCKoGo
私もまだ十四歳の少女だ。
本当なら学校でもう少し青春っぽいものを謳歌しててもいい年頃だけど、頑張りすぎた弊害というべきか。
近頃では魔術師としてそれなりに名が通ってきたお陰で泥臭い仕事は後を絶たないし、その上この歳で弟子の育成だ。

ステイルはいい子だけど、馬鹿だし、何もないところで転ぶし、たまに『仕事』についてくるとすぐ死にそうになっている。
以下略



78:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/11/16(金) 02:29:01.81 ID:uelRCKoGo
「うちのババアは夏までに仕上げろって言ってるけど、どうよ?」

「彼女の飲み込みが予想以上だ。了然、私のペン次第だろう。
 それゆえに私がどこまで彼女に追いつけるかとい点に掛かっている……ババア?」

以下略



79:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/11/16(金) 03:12:20.64 ID:uelRCKoGo
ようやく以前の調子が戻ってきたようで
……あっちのスレ、一度落としたほうがいいかなあ


80:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(京都府)[sage]
2012/11/16(金) 07:55:02.28 ID:mOxuKtl90
乙!
更新が多くなってきて嬉しい


81:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[sage]
2012/11/17(土) 10:40:25.33 ID:nU6bZLiPo
きた!
超楽しみにしてるが、ちゃんと完結するよね…?


82:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/11/25(日) 03:29:27.86 ID:UsEFWvHSO
ぴぃの人なのか?


125Res/79.92 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice