513: ◆7usAPPBzDI[saga]
2012/09/20(木) 21:24:28.38 ID:/6V9eB9s0
【アインツベルン城】
514: ◆7usAPPBzDI[saga]
2012/09/20(木) 21:25:33.13 ID:/6V9eB9s0
小次郎「なに、昔燕を切ろうと思った事があってな。風にのる鳥を切るのには苦労した」
燕を切る。人生においては不必要とも言えるだろうこと。
佐々木さんは、それを成し遂げるためだけに、常識外れなこの秘剣を取得したのだ。
515: ◆7usAPPBzDI[saga]
2012/09/20(木) 21:26:48.33 ID:/6V9eB9s0
イリヤ「神秘というものがどれだけ重要か、あなたはわかってなかったみたいね」
アーちゃー「ではその神秘があればアサシンの攻撃は通るということだな?」
516: ◆7usAPPBzDI[saga]
2012/09/20(木) 21:27:20.67 ID:/6V9eB9s0
通称物干し竿ーーー将監長光作の野太刀、二代目備前長船長光。
【佐々木小次郎】が使用していたと伝えられている刀そのものだった。
小次郎「なぜ貴様がこれを・・・」
517: ◆7usAPPBzDI[saga]
2012/09/20(木) 21:28:45.23 ID:/6V9eB9s0
四月一日「佐々木さん」
小次郎「!」
518: ◆7usAPPBzDI[saga]
2012/09/20(木) 21:29:56.60 ID:/6V9eB9s0
小次郎「・・・・・・」
それと同時に佐々木さんの傷が完治した。
いや、完治というレベルでは収まらない。
519: ◆7usAPPBzDI[saga]
2012/09/20(木) 21:31:26.65 ID:/6V9eB9s0
小次郎「・・・なるほど。ここまでお膳立てされたのなら、答えぬわけにもいくまいな」
佐々木さんは古い刀を鞘に戻し、新たに得た刀を鞘から抜いてしっかりと握りしめる。
その瞬間、場の空気が変わった。
520: ◆7usAPPBzDI[saga]
2012/09/20(木) 21:32:27.75 ID:/6V9eB9s0
再び斧剣と刀が交差する。
小次郎「秘剣ーーー燕返し!」
521: ◆7usAPPBzDI[saga]
2012/09/20(木) 21:34:25.79 ID:/6V9eB9s0
イリヤ「・・・本当に一回殺されちゃった。でもこれでもうあなたのサーヴァントの攻撃は通じない。次はーーー」
522: ◆7usAPPBzDI[saga]
2012/09/20(木) 21:35:14.54 ID:/6V9eB9s0
◆
四月一日「お、俺生きてるのか・・・?」
523: ◆7usAPPBzDI[saga]
2012/09/20(木) 21:35:52.65 ID:/6V9eB9s0
小次郎「・・・先の剣群。この備前長船長光といい、どういうことだ」
アーチャー「重要なのはそこではあるまい。使えるか使えないか。それだけだ」
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