過去ログ - 【俺妹】桐乃とあやせと俺の妹
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1: ◆Koneko/8Oc[sage saga]
2012/08/09(木) 00:50:40.94 ID:e+vTXGbXo

ラノベ『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』の二次SSです
夏なので、鬱展開になるかもしれません
超スローペースの更新ですが、お付き合いいただければ……

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2: ◆Koneko/8Oc[sage saga]
2012/08/09(木) 00:51:20.95 ID:e+vTXGbXo

今年も夏休みが中盤を過ぎてからというもの、夜は熱帯夜、昼は猛暑という日が続いていた。
誰が好き好んで炎天下の中を外へ出たいと思うんだ。しかし、俺の妹にそんな常識は通用しない。

「ダッツのラムレーズンだから。……間違ってもチョコミントなんて買って来ないでよね」
以下略



3: ◆Koneko/8Oc[sage saga]
2012/08/09(木) 00:51:58.94 ID:e+vTXGbXo

俺が玄関のドアを開けると、意外なことにそこに立っていたのはあやせだった。
あやせは俺が家に居るとは思わなかったのか、目が合うと急にうろたえるような素振りを見せた。
夏休みだから俺が家に居たって不思議じゃないだろうに、どうもあやせの様子がおかしい。

以下略



4: ◆Koneko/8Oc[sage saga]
2012/08/09(木) 00:52:35.38 ID:e+vTXGbXo

リビングでは桐乃がソファーに座って足を組み、パラパラとファッション誌をめくっていた。
桐乃のそんな姿は、俺にとっていつもの見慣れた光景に過ぎないはずだった。
しかし、そのときばかりは、桐乃の妙に取って付けたような仕草に違和感を覚えざるを得なかった。

以下略



5: ◆Koneko/8Oc[sage saga]
2012/08/09(木) 00:53:25.36 ID:e+vTXGbXo

あやせは、テーブルを挟んで桐乃と向かい合うように椅子に腰掛け、そのまま俯いて黙り込んだ。
俺が麦茶の入ったコップをあやせの前に置いてやると、桐乃は、俺にも座るよう目でプレッシャーを掛けた。
桐乃のただならぬ気配に畏怖しつつ、俺は黙ってあやせの隣の椅子に腰掛けた。

以下略



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