643:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/10/23(火) 14:13:52.42 ID:e2M1jR3DO
右足と、右手だけで前に進む事はなんと難しいのだろう。
そしてきっと、今の自分の姿は滑稽で情けないものになっているだろう。
右足を地面に引っ掛けてみても足が滑ってしまう。
644:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/10/23(火) 21:27:18.82 ID:e2M1jR3DO
さやか「それはこっちのセリフよ!あんなとこに行ってどうするつもりなの!?」
恭介の言葉にさやかはただただ驚き、彼女の彼に対する態度にしては珍しく語気を荒げている。
彼の言葉も今のこの行動もさやかには理解ができないでいた。
645:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/10/23(火) 23:51:25.41 ID:e2M1jR3DO
信じて欲しかった。
恭介を救えるのは自分なのだと。
信じて欲しかった。
ヒーローはもう存在するのだと。
646:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/10/24(水) 21:19:28.13 ID:3DYO31+DO
恭介「僕には、魔法も奇跡も必要ない」
さやか「……え?」
647:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/10/24(水) 22:38:25.86 ID:3DYO31+DO
さやか「恭介……じゃあ私は、私はどうすればいいのさ」
自らの未来を彼は自分で掴むと言った。
しかしそれなら自分はどうだと、さやかは茫然自失の中で思った。
648:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/10/24(水) 23:04:42.34 ID:3DYO31+DO
さやか「私の願い。願いってなんなんだろう」
自分の望みは当の本人に拒絶された。
ならもう自分には願いも戦う理由もなくなったはずだった。
649:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/10/24(水) 23:57:50.27 ID:x/fSaH6DO
オカッパ頭のギャング「」ガタッ
650:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]
2012/10/25(木) 00:58:34.87 ID:duYUu43So
覚 悟 完 了
651:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/10/25(木) 13:54:28.19 ID:t661YfBP0
乙
まどポとかTDS見てると、恭介や願い元々よりも、依存しすぎなさやか自身に問題がある気がするから
だから、こういう形で恭介に突き放されたのは、かなりよかったのかも
魔法少女になる前に恭介に対する「その幻想をぶち壊す」必要があったわけだよ。上条なだけに
652:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/10/25(木) 20:33:53.80 ID:a/AS3QkDO
恭介「はぁ、はぁ、ッはぁ────」
激しい息の乱れにも多少は慣れてきたようだ。
口の中で粘つき呼吸を妨げる唾を軽く飲み込み、気合いを入れ直して恭介は目の前にあるマシンガンのような武器に向かって進み続ける。
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