過去ログ - 勇者「時代は変わり」魔王「風と共に去りぬ」
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◆2GCrAwA30Q
[saga]
2012/09/04(火) 13:22:30.69 ID:PuAv+VZU0
勇者中尉「行軍中を狙われなくて幸いだった」
曹長「そのようですな……敵は、大体、五十から六十程といった所のようで」
勇者中尉「敵の先遣隊か?」
曹長「その可能性は高いでしょうが……来ますかね?」
以下略
71
:
◆2GCrAwA30Q
[saga]
2012/09/04(火) 13:23:24.64 ID:PuAv+VZU0
勇者中尉「弾薬の様子はどうだ?」
副官少尉「潤沢とは言えませんが、義勇民兵も含めて全員に行き渡る分はあります」
勇者中尉「一人何発だ」
副官少尉「カービン用の弾丸をおおよそ二十発ほど支給しました」
以下略
72
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]
2012/09/04(火) 13:23:59.32 ID:x9Wlqom1o
面白いと感想を言わせて頂く!
竜騎兵が活躍したくらいの文化レベルっぽいのかな
73
:
◆2GCrAwA30Q
[saga]
2012/09/04(火) 13:26:57.60 ID:PuAv+VZU0
>>72
十九世紀半ば、クリミア戦争〜南北戦争ぐらいをですかね<人間側の文明ベル
魔族側はかなり停滞していますが
74
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◆2GCrAwA30Q
[saga]
2012/09/04(火) 13:27:59.88 ID:PuAv+VZU0
勇者中尉「総員、撃ち方用意ッ!」
曹長「総員、撃ち方用意ッ!」
兵士達は、一斉に銃の撃鉄を『安全段』まで上げ、円錐型に作られた火門に、『銃用雷管』を被せた。
以下略
75
:
◆2GCrAwA30Q
[saga]
2012/09/04(火) 13:28:58.18 ID:PuAv+VZU0
勇者中尉「あそこがおおよそ一〇〇ヤードだ」
勇者中尉「敵があそこに近づくまでは、決して撃つな!」
勇者中尉「敵が一〇〇ヤードに近づいた段階で、第一の斉射を行う」
勇者中尉「その直後に再装填、二回目の斉射の後は」
以下略
76
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◆2GCrAwA30Q
[saga]
2012/09/04(火) 13:31:04.64 ID:PuAv+VZU0
バリケードより半身だけ出した兵士達が、一斉にその銃を構えた。
敵の駱馬の脚が、地面を叩く音が徐々に大きくなり、また、その間隔も狭まって行く。
敵が速度を上げているのだ。みるみる、敵の姿が大きくなる。
以下略
77
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]
2012/09/04(火) 13:31:58.33 ID:x9Wlqom1o
>>73
いいな、最高に好きな時代だ。
応援してるからがんがれ
78
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◆2GCrAwA30Q
[saga]
2012/09/04(火) 13:33:09.88 ID:PuAv+VZU0
――ズドドドドォォォォン!
最前に陣取る第一班が一斉に発砲!
白い煙に視界は一瞬、完全に覆われ、その向こう側で敵の叫び声が聞こえる。
以下略
79
:
◆2GCrAwA30Q
[saga]
2012/09/04(火) 13:34:26.85 ID:PuAv+VZU0
義勇兵をさがらせ、騎馬警官に銃剣で――そう命令を下そうとしたその時だった。
曹長「中尉、敵が退いていきますぜ!」
勇者中尉「何だと!」
以下略
80
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◆2GCrAwA30Q
[saga]
2012/09/04(火) 13:36:25.61 ID:PuAv+VZU0
――敵が彼らの接近に気付き、挟み討ちを恐れて退いたのは解った。
しかし、この辺りには騎馬警官はともかく、騎兵隊は配置されていなかった筈だ。
一体、何処の部隊だ?
以下略
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