57:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/09/02(日) 22:58:55.49 ID:SMaVK8Xxo
「え?」
「あんたが珍しくあたしを抱いてくれるから期待しちゃったのに、あんたが考えてたの
はそっちかよ」
58:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/09/02(日) 23:05:56.19 ID:SMaVK8Xxo
自分の部屋でベッドに入ってからも僕は妹の言葉が気になって眠ることができなかっ
た。付き合い出した初日だしナオのこと以外は頭に浮かばないのが普通だろうけれども。
でもこの瞬間にベッドの中で僕の脳裏に思い浮ぶのは妹だった。
59:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[sage]
2012/09/02(日) 23:07:29.27 ID:SMaVK8Xxo
短いですけど今日はここまで。
女神は次の土曜日から再開予定ですのでそれまではビッチの更新を続けます
土曜日以降は更新頻度は遅くなると思います
60:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/09/03(月) 00:17:05.78 ID:1UDb7kYao
地の文多くて好きだ
61:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/09/03(月) 21:21:13.97 ID:ZzY150TQo
おつおつ毎度楽しみにしてる
62:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/09/03(月) 23:33:52.21 ID:euF2FmBAo
翌朝登校の支度を済ませて僕が階下に下りていくと、珍しく父さんと母さん、それに
妹が既にキッチンのテーブルについて朝食を取っていた。
昨日僕が眠ってしまった後の遅い時間に両親は帰宅したのだろう。この様子だとあま
63:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/09/03(月) 23:34:24.12 ID:euF2FmBAo
「おはよお兄ちゃん」
明日香が柔らかい声で言った。「今日は早く出かけなくていいの?」
え? 一瞬僕は自分の耳を疑った。朝こいつから普通に挨拶されたのは初めてかもし
64:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/09/03(月) 23:35:29.60 ID:euF2FmBAo
「おはようございます。ナオトさん」
ナオはいつもの場所で僕を待っていてくれた。今日は彼女より早く来たつもりだった
のだけど結局ナオに先を越されてしまった。
65:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/09/03(月) 23:36:26.69 ID:euF2FmBAo
「ごめん。無理させちゃって」
「無理じゃないです。あたしがそうしたかったからそうしただけですし」
66:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/09/03(月) 23:38:52.45 ID:euF2FmBAo
「ナオトさん。顔がにやにやしてますよ」
ナオが笑って言った。
1002Res/1204.35 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。