866:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/20(日) 00:04:51.85 ID:UrXJDrwzo
「結局さ。あの性格のせいであまり友だちができなかった麻季ちゃんには、自分の女を武
器にして男たちにちやほやされることを選んでたんだと思うよ。だから麻季ちゃんの気持
を勘違いしてたのは鈴木先輩だけじゃないよ。博人君と麻季ちゃんが付き合い出して傷付
いた男は一人二人じゃなかったんだよね。実際にあたしも鈴木先輩以外の男といちゃいち
867:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/20(日) 00:08:19.47 ID:UrXJDrwzo
「・・・・・・普通口にするか? そういうこと」
「そうなんだけど。今日昼間に唯ちゃんからメールもらってさ」
868:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/01/20(日) 00:08:50.58 ID:UrXJDrwzo
今日は以上です
869:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/01/20(日) 00:12:43.81 ID:UF3jNMLAo
玲菜さんマジ天使
870:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/01/20(日) 01:20:03.85 ID:x12lmcC5o
乙
871:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/01/21(月) 22:46:35.11 ID:Jo+T223lo
乙
872:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/01/24(木) 23:25:57.30 ID:7FF3Gb1Po
どろどろだが
今までので一番読みやすい
873:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/25(金) 23:19:17.89 ID:7rNmoFO0o
少し酔ってはいたけれど僕は理恵の言葉を胸の中で反芻してみた。これまで僕は麻季が
突然僕に離婚を要求してきた理由がさっぱりわからなかった。太田弁護士の受任通知やそ
の後の弁護士同士の交渉を経ても、麻季の動機が理解できないという意味では何の進展も
ないのと同じだったった。
874:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/25(金) 23:20:39.58 ID:7rNmoFO0o
それから僕は改めて理恵の質問について考えた。僕は今でも亡くなった玲菜のことが気
になっているのだろうか。答えはイエスでもありノーでもある。僕が生前の玲菜に惹かれ
ていたことは間違いない。それは自分でもはっきりと意識していた。別にそれは最後に会
ったときやメールをもらったときの彼女の告白めいたセリフのせいばかりではなく、玲菜
875:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/25(金) 23:22:42.28 ID:7rNmoFO0o
実際にそうとしか考えられなかったから僕はそう理恵に言った。いっそ麻季の口から鈴
木先輩と暮らしたいのと正直に言われた方がよかった。彼女がはっきりとそう言ってくれ
たら僕は麻季の要求どおりに彼女を自由にしたと思う。それなのに麻季は正直に告白する
のではなく、僕のことを誹謗中傷することを選んだのだ。
876:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/25(金) 23:23:10.35 ID:7rNmoFO0o
理恵を送り届けてから実家に戻ったときはもう夜中の二時過ぎになっていた。
支払いを済ませて実家のドアの鍵をそうっと開けて家に入ると、すぐに唯が姿を見せた。
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