過去ログ - 姪「お兄ちゃんのこと、好きだよ?」男「……そう?
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793:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/01(火) 15:25:46.34 ID:7p1BbX+Yo

 わたしは真っ暗な部屋の中を歩いた。夢でもみていたのかと思った。
 でも、手を繋いでいた感触がたしかにあった。手のひらにぬくもりが残っている気がした。
 
 それは、いまはない。
以下略



794:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/01(火) 15:26:44.57 ID:7p1BbX+Yo



 
 着の身着のまま家を飛び出して、おぼろげな記憶を頼りに道を歩いた。
以下略



795:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/01(火) 15:27:18.44 ID:7p1BbX+Yo

 わたしにはその景色が寒々しく見えたし、祖母の顔は青白く褪せて見えた。

 祖母はわたしにホットミルクを作ってから、「お母さんに電話を掛けるから」と言った。
 わたしは少しどきりとした。
以下略



796:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/01(火) 15:27:48.33 ID:7p1BbX+Yo



 叔父さんは眠っているようだった。部屋の中は暗いし、なんだか鈍く澱んで見える。
 ひどい息苦しさを感じた。
以下略



797:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/01(火) 15:28:14.79 ID:7p1BbX+Yo

 迷っている間に、後ろから足音がした。

「ダメ!」

以下略



798:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/01(火) 15:28:46.28 ID:7p1BbX+Yo




 祖母はわたしを風呂に入れようとしたが、わたしが動こうとしないので「一緒に入る?」と言った。
以下略



799:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/01/01(火) 15:29:12.68 ID:7p1BbX+Yo
つづく


800:!ninja
2013/01/02(水) 01:42:30.06 ID:1n4z+RKMo
乙ー


801:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/01/02(水) 20:13:59.63 ID:OFyD54VWo



802:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/04(金) 10:02:01.23 ID:AaYHklSco

 



以下略



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