過去ログ - 姪「お兄ちゃんのこと、好きだよ?」男「……そう?
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
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2013/01/05(土) 15:04:13.26 ID:Y3rLkBTKo
その整理はなんのために必要だったのか?
“お兄ちゃん”と彼女が呼んだ人のために必要なのか?
“彼女”のために必要だったのか?
あるいは“もうひとりのお兄ちゃん”と呼ばれた人物?
以下略
829
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2013/01/05(土) 15:04:39.56 ID:Y3rLkBTKo
◇
魔法の生贄になるということについて注釈が必要だろう。
以下略
830
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2013/01/05(土) 15:05:16.25 ID:Y3rLkBTKo
魔法使いの魔法には、「イケニエ」のルールがあった。
生贄は本来、願いを言って魔法を発動させた張本人の役目だ。だが、この魔法に“巻き込まれた人間”がいる場合はその限りではない。
“巻き込まれた人間”に、イケニエの役割を押し付けることができる。
以下略
831
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2013/01/05(土) 15:05:43.25 ID:Y3rLkBTKo
魔法使いによると、魔女もまた、死ぬ直前だったところを“巻き込まれた”らしい。
つまり彼女が生贄になれば、未来の彼女は死なないが、魔女は死んだ。
“彼”もそのことには気付いているようだった。
以下略
832
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2013/01/05(土) 15:06:11.69 ID:Y3rLkBTKo
消去法。
僕以外はすべて“姪”なのだから。
彼は“僕”をイケニエにするべきだった。
以下略
833
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2013/01/05(土) 15:08:35.47 ID:Y3rLkBTKo
◇
「僕がイケニエになった場合――」
以下略
834
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2013/01/05(土) 15:09:02.34 ID:Y3rLkBTKo
「あなたはあの子が好きだったんでしょう?」
「別に、そうでもない」
以下略
835
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2013/01/05(土) 15:09:41.50 ID:Y3rLkBTKo
たとえば。
魔女=少女は、最初に財布を拾う。
つまり、少女としてあの世界にやってきたとき、帰る直前に財布を拾う。
そしてそれを魔女としてやってくるときまで、大事に持っていた。
以下略
836
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2013/01/05(土) 15:10:07.70 ID:Y3rLkBTKo
「それ、大事な話?」
僕は頷くかどうかを迷って首をかしげた。
以下略
837
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2013/01/05(土) 15:10:34.66 ID:Y3rLkBTKo
それはおそらく、最後まで不鮮明だった魔女の思惑ともかかわりがあるのだろうが……。
僕はなんとなく考えるのが怖くなった。
「もう行くよ」
以下略
838
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]
2013/01/05(土) 15:11:35.62 ID:Y3rLkBTKo
820-3,5
魔女の → 魔法使いの
そろそろ終わるような気がしています
伝わらなかったらごめんなさい
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