過去ログ - 姪「お兄ちゃんのこと、好きだよ?」男「……そう?
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834:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/05(土) 15:09:02.34 ID:Y3rLkBTKo

「あなたはあの子が好きだったんでしょう?」

「別に、そうでもない」

以下略



835:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/05(土) 15:09:41.50 ID:Y3rLkBTKo

 たとえば。
 魔女=少女は、最初に財布を拾う。
 つまり、少女としてあの世界にやってきたとき、帰る直前に財布を拾う。
 そしてそれを魔女としてやってくるときまで、大事に持っていた。
以下略



836:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/05(土) 15:10:07.70 ID:Y3rLkBTKo

「それ、大事な話?」

 僕は頷くかどうかを迷って首をかしげた。

以下略



837:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/05(土) 15:10:34.66 ID:Y3rLkBTKo

 それはおそらく、最後まで不鮮明だった魔女の思惑ともかかわりがあるのだろうが……。
 僕はなんとなく考えるのが怖くなった。

「もう行くよ」
以下略



838:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/01/05(土) 15:11:35.62 ID:Y3rLkBTKo
820-3,5
 魔女の → 魔法使いの

そろそろ終わるような気がしています
伝わらなかったらごめんなさい


839:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/01/05(土) 15:58:08.61 ID:BgzFciBIO
つまり……どういうことだってばよ


840:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/01/05(土) 22:32:07.18 ID:l/fz6TJzo

>>312あたりが異時間体なのかな



841:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/09(水) 13:09:46.02 ID:mi0scknjo



 
 起こったとされること、起こったであろうことを並べあげるのは困難だ。
以下略



842:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/09(水) 13:10:12.42 ID:mi0scknjo



 
 魔法使いという女がいた。
以下略



843:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/09(水) 13:10:55.08 ID:mi0scknjo

 男はごく平凡な人間だったという。
 二十代の前半くらいの歳で、くたびれたスーツを着て、ありがちな煙草をくわえていた。
 けれど、何か奇妙なところのある男だと、魔法使いは感じたらしい。

以下略



844:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/09(水) 13:11:35.21 ID:mi0scknjo

 魔法使いはそのときになると、男の生い立ちをある程度(超常的な手段で)理解していたので、こう推測したらしい。
"両親の愛情を受けて爛漫に育った姉に対して、自分は父母に蔑ろにされていると感じながら育ったのだろう。
 そして、父母の愛情を得られずに死んでしまった姪に自分を重ねているのだ" 
(姪は姉夫婦にさまざまな形の虐待を受けた末、姉に殺された。姉夫婦は不仲であったという)
以下略



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