4: ◆H5DcZ7AtN.[saga sage]
2012/09/24(月) 22:07:06.72 ID:Kgvge6IV0
2か月ほど前、主治医の先生にこのままいけば退院し、普通の生活を送ることができると言われました。
そして、その日から数えて2ヶ月後が明後日。明日は、退院のための手続きや荷物の片付けで忙しくなるそうなので今日ので最後です。
それは、いつ消えてしまうか判らない身であることを悟った頃から始めた、私自身の存在証明。
処方箋の裏に鉛筆で描いた花瓶から始まったそれは、入退院、転院を繰り返すたびに色、深さを増やしていき、
5: ◆H5DcZ7AtN.[saga sage]
2012/09/24(月) 22:08:23.39 ID:Kgvge6IV0
一方で、私はこの趣味に多少の誇りのようなものを持っています。
モデルの人と話していくうちに、垣間見るその人の笑顔のかけら、それらを組み合わせて
最高の笑顔を想像し、創造します。
写真の場合、肌の色は誤魔化せますが、表情までは偽ることはできませんが、絵なら絵具と輪郭線、筆遣いでどうにかできます。
6: ◆H5DcZ7AtN.[saga sage]
2012/09/24(月) 22:10:10.07 ID:Kgvge6IV0
とりあえず今日の分は終わり
誰も見ていないと思うのであまり心配しないが
7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/09/24(月) 22:16:16.72 ID:x9pHDoK2o
ほう・・・期待支援
8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage]
2012/09/24(月) 22:41:13.21 ID:SMmfXStQo
おつきたいしえん
9: ◆H5DcZ7AtN.[saga sage]
2012/09/25(火) 18:32:41.30 ID:S1wqPnyB0
校長室で転入の手続きを済ませた私は、先生に導かれつつ、近未来的な建物の廊下を歩いて教室に向かっています。
教室を囲むガラス越しに突き刺さる好奇の視線が、私から余裕を奪っていく…。
いくら転院を繰り返していたとはいえ、これだけの視線に晒されたことはありません。
転校一日目で心が折れそうです……。
10: ◆H5DcZ7AtN.[saga sage]
2012/09/25(火) 18:33:45.13 ID:S1wqPnyB0
「はい、それから今日は皆さんに転校生を紹介します。じゃ、暁美さんいらっしゃい」
何か、すごい入りにくいというか、なんというか……。ただでさえ、こんな大勢の前に立たなくてはいけないのに。
ただ、いつまでも入り口で突っ立っているわけにもいかないので、覚悟を決めて教室に入ります。
11: ◆H5DcZ7AtN.[saga sage]
2012/09/25(火) 18:36:37.69 ID:S1wqPnyB0
赤ぶち眼鏡の少女編、終わり
話の速度は遅い
推敲不足が目立つ
体調が悪い
12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage]
2012/09/25(火) 18:49:03.64 ID:RZHFR6xOo
読んでて楽しい
と云う言葉を使いたくなる作品
続きが待ち遠しい
13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/09/25(火) 19:06:59.93 ID:hVmjEt5Ho
乙
ゆっくりでもええで〜
完結さえしてくれれば俺はいくらでも待つ
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