38:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2012/09/29(土) 10:00:21.03 ID:Sw3uTU+qo
「これから、二人を引っぱって競技用の箒を見に行くんだ。一年生が自分の箒をもっちゃいけないなんて、
理由がわからないね。父を脅して一本買わせて、こっそり持ち込んでやる」
いけすかないやつだ、と杏子とさやかは思った。
39:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2012/09/29(土) 10:01:48.11 ID:Sw3uTU+qo
「まあ、ほんとのところは、行ってみないっとわからないけど。そうだろう? だけど僕はスリザリンに決まってるよ。
僕の家族はみんなそうだったんだから……ハップルパフなんかに入れられてみろよ。僕なら退学するな。そうだろう?」
「そうかな」
40:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2012/09/29(土) 10:02:42.54 ID:Sw3uTU+qo
「そう、それだ。言うなれば野蛮人だって聞いたよ……学校の領地内のほったて小屋に住んでいて、
しょっちゅう酔っ払って、魔法を使おうとして、自分のベットに火をつけるんだそうだ」
「彼って最高だと思うよ」さやかは冷たく言い放った。
41:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2012/09/29(土) 10:04:12.72 ID:Sw3uTU+qo
「でも、君たちの両親も僕らと同族なんだろう?」
「魔法使いと魔女だよ。そういう意味で聞いているんなら」
とさやかが答える。男の子は顎でまどかと杏子に尋ねる。
42:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2012/09/29(土) 10:08:01.71 ID:Sw3uTU+qo
全員の丈を合わせ終わり、店を出てハグリッドが持ってきたアイスクリームを食べながら杏子が聞いた。
「クィディッチってなんだ?」
「え?」とさやかが驚いた。
43:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2012/09/29(土) 10:09:21.23 ID:Sw3uTU+qo
「おまえはマグルの家の子じゃない。おまえが何者なのかその子がわかっていたらなあ……」
「そういや杏子の姓って佐倉だよね……もしかしてあの佐倉?」
「どの佐倉だよ」
44:今日はここまで。毎日を目標にしています。[saga]
2012/09/29(土) 10:10:52.51 ID:Sw3uTU+qo
「うわー」さやかとまどかが目を丸くする。
「有名なんだな」杏子が言う。
「有名なんてもんじゃない」ハグリッドが言う。
45:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[sage]
2012/09/29(土) 21:23:17.99 ID:Sw3uTU+qo
べえさん出します
46:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/09/29(土) 21:37:06.59 ID:q9xTPOo5o
くるか…
47:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[sage]
2012/09/29(土) 22:47:10.21 ID:Sw3uTU+qo
知識と頭脳とその他もろもろで、お話をスピード解決されては困るので、ある程度劣化させます。多分マスコット的存在に落ち着きます。
48: ◆fG4qOWmicojn[saga]
2012/09/30(日) 12:25:26.98 ID:eSSveo1wo
次に鍋を買った。魔法薬の材料を計る秤は上等なのを買い、真鍮製の折畳み式望遠鏡も買った。次は薬問屋に入った。
「あとは杖だけだな……みんな、他に欲しいものはあるか?」
「ふくろうが欲しい」杏子が言った。
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