41:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2012/09/29(土) 10:04:12.72 ID:Sw3uTU+qo
「でも、君たちの両親も僕らと同族なんだろう?」
「魔法使いと魔女だよ。そういう意味で聞いているんなら」
とさやかが答える。男の子は顎でまどかと杏子に尋ねる。
42:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2012/09/29(土) 10:08:01.71 ID:Sw3uTU+qo
全員の丈を合わせ終わり、店を出てハグリッドが持ってきたアイスクリームを食べながら杏子が聞いた。
「クィディッチってなんだ?」
「え?」とさやかが驚いた。
43:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2012/09/29(土) 10:09:21.23 ID:Sw3uTU+qo
「おまえはマグルの家の子じゃない。おまえが何者なのかその子がわかっていたらなあ……」
「そういや杏子の姓って佐倉だよね……もしかしてあの佐倉?」
「どの佐倉だよ」
44:今日はここまで。毎日を目標にしています。[saga]
2012/09/29(土) 10:10:52.51 ID:Sw3uTU+qo
「うわー」さやかとまどかが目を丸くする。
「有名なんだな」杏子が言う。
「有名なんてもんじゃない」ハグリッドが言う。
45:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[sage]
2012/09/29(土) 21:23:17.99 ID:Sw3uTU+qo
べえさん出します
46:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/09/29(土) 21:37:06.59 ID:q9xTPOo5o
くるか…
47:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[sage]
2012/09/29(土) 22:47:10.21 ID:Sw3uTU+qo
知識と頭脳とその他もろもろで、お話をスピード解決されては困るので、ある程度劣化させます。多分マスコット的存在に落ち着きます。
48: ◆fG4qOWmicojn[saga]
2012/09/30(日) 12:25:26.98 ID:eSSveo1wo
次に鍋を買った。魔法薬の材料を計る秤は上等なのを買い、真鍮製の折畳み式望遠鏡も買った。次は薬問屋に入った。
「あとは杖だけだな……みんな、他に欲しいものはあるか?」
「ふくろうが欲しい」杏子が言った。
49:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2012/09/30(日) 12:26:22.19 ID:eSSveo1wo
「あとはオリバンダーの店だけだ……杖はここにかぎる。杖のオリバンダーだ。最高の杖をもたにゃいかん」
魔法の杖……これこそ杏子が本当に欲しかった物だ。
最後の買い物の店は狭くてみずぼらしかった。剥がれかかった金色の文字で、
50:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2012/09/30(日) 12:28:20.76 ID:eSSveo1wo
「こんにちは」二人がぎこちなく挨拶した。
「おお、そうじゃ」と老人が言った。
「そうじゃとも、そうじゃとも。まもなくお目にかかれると思ってましたよ佐倉さん」
51:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2012/09/30(日) 12:31:27.40 ID:eSSveo1wo
「悲しいことに、ご両親を殺したのも、わしの店で売った杖じゃ」静かな言い方だった。
「三十四センチもあってな。イチイの木でできた強力な杖じゃ。とても強いが、間違った者の手に……
そう、もしあの杖がの中に出て、何をするかわしがしっておればのう……」
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