8: ◆HvWr2kWl99Dz[sage saga]
2012/09/29(土) 01:35:21.05 ID:wzXOjhvP0
「――だから、何が危険だってのさ?」
迫り来る見えざる脅威に。
9: ◆HvWr2kWl99Dz[saga]
2012/09/29(土) 01:36:41.90 ID:wzXOjhvP0
と、こんな具合で魔法少女と魔法使いの話が開幕と相成ります。
そこそこ長くなってくれそうなので、それなりにこの話とも長い付き合いになることでしょう。
どうぞごゆるりとご覧くださいませ。
では、また次回!
10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)[sage]
2012/09/29(土) 05:33:14.82 ID:S8LaUgeAO
乙
マテリアルパズルのクロスって珍しいし期待してる
11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大分県)[sage]
2012/09/29(土) 07:30:58.51 ID:8y5eACNZ0
おつおつー
わざわざ無印って言うことはゼロクロ勢は来ないか
女神の三十指は来るかな? アダさんとキュウべえ組んだらヤバすぎる気はする
12: ◆HvWr2kWl99Dz[saga]
2012/09/29(土) 18:34:10.63 ID:wzXOjhvP0
みんなが一挙放送に気を取られている、今が投下するチャンスだ!
というわけで続き行きます。
13: ◆HvWr2kWl99Dz[saga sage]
2012/09/29(土) 18:36:59.07 ID:wzXOjhvP0
魔女の結界の最奥で、それは静かに脈動していた。
それはグリーフシードと呼ばれる、魔女を生み出す漆黒の種子。
その様子を、青い髪の少女と奇妙な白い生き物が緊張した面持ちで、遠巻きに見守っている。
彼女こそが美樹さやか、そしてその傍らの生物こそが契約によって魔法少女を生み出すもの、キュゥべえ。
14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/09/29(土) 18:37:29.65 ID:POfW+eTV0
無印しか見ていない自分は歓喜!
あの獣顔のあの人はでますか?チラチラ
15: ◆HvWr2kWl99Dz[saga sage]
2012/09/29(土) 18:38:30.75 ID:wzXOjhvP0
お菓子の魔女は、まるで赤子のように頼りなく周囲を見回した後
物陰に隠れて様子を伺っていたさやかとキュゥべえへと視線を向け、その唇を軽く吊り上げた。
「……さやか、願い事は決まったかい?」
マミは未だ現れず、まさに絶体絶命の危機。
キュゥべえはさやかに決断を促した。願いと引き換えに契約し、魔女と戦う定めを背負う。
16: ◆HvWr2kWl99Dz[saga sage]
2012/09/29(土) 18:41:49.94 ID:wzXOjhvP0
「さあ、速攻で片付けるわよ!」
自らを鼓舞するようにマミはそう叫ぶ。
そして魔法の弾丸に射抜かれ、地面に縫い付けられた魔女に向けて駆け出した。
マスケット銃の銃身を握り、まるでゴルフクラブか何かのように銃床を魔女に叩き付ける。
壁際にまで吹き飛ばされた魔女に、続けざまに魔法の弾丸を撃ち込んでいく。
17: ◆HvWr2kWl99Dz[saga sage]
2012/09/29(土) 18:44:18.91 ID:wzXOjhvP0
「もう少しの辛抱よ、すぐに終わらせるからっ!」
二人に言葉をかけると同時に、使い魔の群れを引き寄せてマミは跳躍する。
空中で再びマスケット銃を生み出し、使い魔の群れへと向けて撃ち放つ。
使い魔を打ち砕き、地面に無数の弾痕が刻まれる。だが、その全てを撃破するには至らない。
「まずは邪魔な使い魔から。一気に片付けるわよ!」
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