過去ログ - 梓「フリースタイル」
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19:◇qq7WYD933[saga]
2012/10/02(火) 14:07:25.89 ID:vVW3xfOY0
「私の想いだけどね……、多分、ずっと伝えられないと思う……。
伝えない気がするんだ、私。
勇気が無いってのもあるし、これでいいのかって迷ってるのもあるんだけど……。
でも、やっぱり、私の想いを伝えて困らせたくないんだよね……。
先輩達は皆優しくしてくれるし、私が女の人の事を好きだって知っても、優しくしてくれると思う。
以下略



20:◇qq7WYD933[saga]
2012/10/02(火) 14:07:53.59 ID:vVW3xfOY0
「いいんだよ、梓、別に自己満足でもさ。
梓が先輩達を困らせたくないって言うんだったら、それが梓の一番大切な気持ちなんだよ。
恋をしたら告白するだけが人生じゃないもんね。
ずっと想いを抱えたままで生きてくってのも、私はありだと思うよ?
それが梓が悩んで出した答えなんだったら、自己満足でもきっとそれでいいんだよ」
以下略



21:◇qq7WYD933[saga]
2012/10/02(火) 14:08:22.84 ID:vVW3xfOY0
でも、嬉しいな……。
純は私の想いを無責任な言葉で放り出さないで、まっすぐ受け止めてくれてるんだ……。
こんな面倒臭い私なのに、私の未来について考えてくれてるんだよね……。
だったら、私ももっと自分の未来について、強く決心しなきゃいけないと思う。

以下略



22:◇qq7WYD933[saga]
2012/10/02(火) 14:08:49.52 ID:vVW3xfOY0
「どっちも、だよ、梓。
どっちを選んでも、私は梓を応援したいんだ。
どっちの答えでも、それは梓が精一杯悩んで出した答えだと思うもん。
だから、私は梓の選んだ答えを応援したいんだ。
それが親友ってやつでしょ?」
以下略



23:◇qq7WYD933[saga]
2012/10/02(火) 14:09:31.41 ID:vVW3xfOY0
「じゃあ……、言うね?
実はね、私……、
あっちゃ……お兄ちゃんの事が……、好きだった……んだよね……」


以下略



24:◇qq7WYD933[saga]
2012/10/02(火) 14:10:08.51 ID:vVW3xfOY0
不意に。
教室の外から私の名前を呼ぶ声が響いた。
純と一緒に視線を向けると、あの人が教室の外に立っていた。
私の好きなあの人……。
少しだけ、胸が痛む。
以下略



25:◇qq7WYD933[saga]
2012/10/02(火) 14:11:16.35 ID:vVW3xfOY0





以下略



26:◇qq7WYD933[saga]
2012/10/02(火) 14:13:46.98 ID:vVW3xfOY0


これにて終わりです。
タイトルは純ちゃんの自由な姿勢という感じで付けました。
あと水樹奈々さんの曲名でもあったりします。
以下略



27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/10/02(火) 14:29:25.92 ID:YAIEvI7L0
とりあえず乙。
結局誰の事を好きかっていうのはわからず終いだったけど、敢えてそうしたのかな?


28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/10/02(火) 15:34:42.90 ID:P0kWkYd/o
乙。
梓の話かと思ったけど、純ちゃんの話だったのね。

梓の好きな人は敢えて限定しないで、読んでる人まかせって事かな。


29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(空)[sage]
2012/10/02(火) 20:31:29.18 ID:Lvq+nDsSo

面白かった


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